はじめに
2歳くらいになると少しづつ言葉の理解度と語彙力も増えてきて、聞いた言葉を真似してしゃべろうと頑張ったりするような様子が見られてくる時期です。大人たちが話す言葉を真似して使ってみて、周りの反応を見ながら言葉を学んで習得していくんですね。
3歳くらいになってくればずいぶん言葉もなめらかにしゃべれるようになり、だんだん会話が成立するようになってきます。親としては一番可愛く感じる頃です。我が家の長男も3歳の頃が一番可愛くて、お買い物や旅行、お散歩によく連れていっていろんな刺激を与えていたような気がします。
読み聞かせが定着していれば、絵本のストーリーに出てくるシーンや言葉を記憶していて、一緒に言葉を発したり、絵本のシーンに出てくるシーンで質問すると返答ができるようになり読み聞かせの成果を感じられ始めるようになると思います。
そんな、2歳〜3歳までの子供におすすめ絵本10選をご紹介していきます。
2歳〜3歳までの子供におすすめ絵本10選
【2歳向け絵本】「どろんこ!どろんこ!」:2歳時なら誰でも共感
どろんこ! どろんこ! (講談社の創作絵本)
どろんこ遊びって子供の頃しましたよね。我が家では保育園でどろんこ遊びを経験させてくれます。中々都内で生活する中でどろんこ遊びするようなシーンはないのでいい経験です。長男も次男も靴とか服がどろんこになって、真っ黒になるまで遊ばせてくれていてその日の洗濯物がたくさん出て大変ですwそんなどろんこ遊びの経験を、絵本の中に閉じ込めたような絵本ですね。
【2歳向け絵本】「やさいさん」:だあれ?子供が真似する姿がかわいい
やさいさん (PETIT POOKA) 0~3歳児向け 絵本
「やさいさん、やさいさん、だあれ??」からスタートする絵本。土の上に出ている葉っぱを見て質問形式でページをめくり、答えの野菜を当てるようなクイズ形式の絵本。最初の頃はなんだかよくわからないけど、何度もなんども読み聞かせすると、次に何を聞かれているかわかるようになってきて、すべてお話を記憶してしまいます。我が家では、なんども読みすぎて、ページが破れちゃっていますが、それくらい人気のある絵本ですw
【2歳向け絵本】「おたすけこびと」:絵が細部までこだわっている
おたすけこびと
小人たちがクレーン車やトラック、ショベルカー、ブルトーザーを使っておたすけしてくれるお話です。見た目は乗り物の絵本かと思うけど、まったくお話は違います。
何ができるのかな〜って見ているだけで楽しくなる絵本。思いがけない素敵なものができあがります。
【2歳向け絵本】「ペネロペひとりでふくをきる」:子供に大人気
ペネロペおはなしえほん (1) ペネロペ ひとりでふくをきる (ペネロペおはなしえほん 1)
ペネロペが今日は「自分で服を着る!」と挑戦します。赤ちゃんあるあるネタも満載。ズボンを履いたけどパンツがちょっと見えてたり、シャツを着ようとするんだけど頭が引っかかってきれなかったり。ペネロペと同じような失敗を我が家でも2歳くらいにちょうど経験した記憶がありますね。
絵本の中でも人気のキャラクターでいろんな小物になっています。
【2歳向け絵本】「やさいのおなか」:幼児の知育、教育にも
やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)
これなあに?と半分に切った野菜のシルエットだけで、答えの野菜を当てていくようなクイズ形式の絵本です。大人でもなんの野菜だかわからないようなシルエットも出てきます!少しでも興味が分けば、台所で実際の切り口を見せて上げてみるとさらに楽しめますよ。子供(幼児)の知育や教育には結構重要な要素で、いわゆる小学校受験(お受験)には絶対出るような問題なので、一度は読み聞かせしてみてはいかがでしょうか。
【2歳向け絵本】「おおきなかぶ」:いつまでも新鮮なストーリー
おおきなかぶ
発売されてからすでに50年が経過しているこの絵本。私も小さい頃に読んだことのある絵本のひとつです。「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声で大きな株を引き抜こうとするお話で、子供と一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」と一緒に掛け声をかけながら読むと子供も喜んですごく絵本を楽しんでくれます。子供はなんども聞いている話で、ストーリは覚えているんですが、なんど聞いても楽しめて、先がわかっていることの優越感に浸りながらいっしょに頑張って株を引き抜こうとする感じですね。
大きな株なので、そのサイズ感を声や読み方で表現して読み聞かせしてあげましょう。
【3歳向け絵本】「三びきのこぶた」:古くから知られている良作
三びきのこぶた
「三びきのこぶた」をストーリとしている絵本もいろいろありますが、こちらは最後にオオカミを食べちゃうお話。
基本のストーリーはみんなが知っているパターン、三兄弟のこぶたはそれぞれ、ワラ、木、レンガで家を作りそこへオオカミが襲いにくるというもの。我が家ではいくつかの三びきのこぶたを読み聞かせしましたがこの絵本が一番反応がよかった絵本です。
やけにリアルなこぶたやオオカミの絵がいいですね。
【3歳向け絵本】「三びきのやぎのがらがらどん」:物語に釘付けになる
三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)
三びきのやぎたちが渓谷を橋でわたり草を食べにいくのですが、谷川ではトロルが待ち構えています。一匹づつ渡っていくヤギ、最後のヤギがトロルと対決することになるんですが・・・。
我が家の長男もこの年齢で一番読んだ本というほど、ストーリーの内容や展開のテンポの良さなど非常に良い絵本です。子供は、恐怖と戦いながらヤギを応援するような展開に手に汗握りながら絵本に集中して聞いてくれると思います。
【3歳向け絵本】「めがねうさぎ」:おっちょこちょいのなおばけがかわいい
めがねうさぎ (めがねうさぎの小さな絵本)
せなけいこさんの作品ですね。いたずら好きでおっちょこちょいなおばけとマイペースなうさこのお話。夜になってメガネがないことに気づいたうさこは山へメガネを探しに行きます。そこにおばけが現れるてイタズラしようとするお話。大人も子供と一緒に楽しめる作品です。
【3歳向け絵本】「てぶくろ」:寒い日の夜に聞かせてあげたい
てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ)
ウクライナのお話ですね。雪が降る寒い冬に、あたたかそうな手袋が一つ落ちています。そこに動物たちが暖を取るのですが、いろんな動物がたくさん押しかけてきます。少しずつサイズ感が大きくなっていくのでどうなってしまうのでしょうか???子供達は自分もその手袋の中に入っていることを想像しながら聞いてくれると思います。
【3歳向け絵本】「おばけのバーバパパ」:知名度も抜群、絵もかわいい
おばけのバーバパパ
バーバパパは超有名キャラクターですよね。小物や服などいろんなものになっている愛されるキャラクターです。元々は絵本の世界のキャラクターなんですよね。ピンクのバーバパパが体の形を自在に変えて、大活躍するお話です。
我が家では、長男曰くシリーズ化されているけど全部面白いので全部読んだほうが良いということ。とにかく人気の絵本です。
2歳〜3歳子供絵本ランキング
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まとめ
2〜3歳の子供には、とにかくいろんな種類の本をたくさん読み聞かせしてあげたい所です。2歳まではどちらかというと同じ本を繰り返しなんども読み聞かせすることで定着と学びの期間とすると、2〜3歳はたくさん吸収する期間です。今まで読み聞かせたことのないジャンルの絵本をチャレンジしてみたり、少し上の年齢の子供の本を読み聞かせしてみて子供の反応を見てみましょう。
反応が良かったり、なんども読みたいと希望するなら子供の何かわからない興味をくすぐっていて、潜在能力を引き出すことにつながる可能性もあります!大人も一緒に楽しみながら絵本をたくさん読み聞かせしてあげましょう!