クラウドPBX導入で年間42万円の電話代削減!その内訳を公開

クラウドPBX導入で年間42万円の電話代削減

クラウドPBXを導入したら電話代は安くなる

全社員テレワークで業務に切り替えるとなると、問題となるのが会社の電話取次ぎ問題。その電話問題を解決する方法の一つとして、クラウドPBXのサービスが注目されています。

クラウドPBXのサービスを利用すれば、スマホを使って会社の電話番号で受発信することができます。社員間の通話も無料になり、FAXまで送受信可能。クラウドPBXの各社サービスによってはチャット機能まで付いています。

クラウドPBXを導入してから、私の勤める会社の場合、電話代が安くなりました。

私の勤める会社で導入したクラウドPBXサービスは、株式会社バルテックが提供するMOT/TEL(モッテル)というサービスです。

クラウドPBXのMOT/TELを利用してから、どのくらい電話代が安くなったのか、実際に支払った金額を公開しながらご紹介します。

テレワークとは?

テレワークとはバーチャル勤労形態の一種で、パソコンやインターネットを利用して時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態のことです。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語です。

テレワークで働くことで、仕事満足度の増加、離職率の低下、ストレスや欠勤の減少、生産性の向上、オフィス維持費や通勤手当をはじめとする事業コストの削減、ワークライフ・バランスの実現といった点からも様々な効果が期待されるようになっています。今や世界中でテレワークが強力に促進され、日本も例外ではなくっています。

クラウドPBXとは?

クラウドPBXとは、通常社内に置いている主装置とも呼ばれるPBX(Private Branch eXchange:構内交換機)をクラウド化し、インターネット上で通話・通信、を行うことができるサービスです。スマートフォンに専用にアプリをダウンロードしてクラウドPBXと組み合わせて使うことで、会社の代表番号にかかってきた電話をスマートフォンアプリで受けられるようになります。そのサービスは新しいものではなく、複数の企業がサービスを提供しており、テレワークが急速に普及した今、注目を集めています。

MOT/TEL(モッテル)とは?

株式会社バルテックが提供するクラウドPBXサービスの商品名。

目次

MOT/TEL(モッテル)導入のお見積もり

2018年9月に導入したクラウドPBXサービスのMOT/TEL。見積もりを依頼したところ、下記の内容で書面が届きました。

お見積書(2018年9月当時)

バルテック社よりお見積もりいただいた内容です。

月額利用料

MOT/TEL ミドルプラン 30内線 月額利用料¥6,500

その他、工事設定代金内訳

MOT/PBX 移設費用¥39,800

MOT/PBX設置設定¥72,000

BtoBUAプログラム構築費用¥211,000

(内線番号計画費含む)

ビジネスフォン撤去費用¥15,000

ソフトフォン ライセンス¥7,500

キャンペーン割引¥-7,500

基本工事派遣費¥12,000

小計¥349,800

機器代金 内訳

Prantronics Calisto P240 ¥8,800×1

特別割引¥-8,800

小計¥0

機器代金+工事・設定代金合計

御見積金額¥349,800

消費税¥27,984

税込金額¥377,784

備考

◇保守込み(リモートメンテナンス・オンサイトサポート含む)

◎NTT回線工事手配 (弊社はNTT代理店ではありません)

※ NTT局内工事費は別途貴社ご負担となります。

値引き交渉もできた

MOT/TEL(モッテル)の営業担当者に交渉の中で「前向きに検討しておりすぐにでも導入したい」とお値引きもお願いした結果、「特別割引−8,800円」が入っています。交渉しないと割引はない可能性があります。

MOT/TELの発注後の流れ

クラウドPBXのMOT/TELを採用することが社内で決まり、申し込み意思を営業担当者へ伝えました。ビジネスフォンの撤去は自社で行うことにしたので、ビジネスフォン撤去費用15,000円も削除依頼しています。

MOT/TELの営業担当者さんからは、設定の工事の日までに初期費用361,584円と月額利用料2ヶ月分14,040円を支払うよう依頼がありました。1ヶ月目の月額利用料は無料とのことでした。利用3ヶ月目から口座引き落としが開始されるそうです。

発注後の流れ

営業担当者から下記のようなメールの案内がありました。

【メール内容】※編集しています。

「ビジネスフォン撤去費用15,000円」を削除したお見積書と
MOT/TELお申込書と口座振替申込書をお送りさせていただきます。

今後の流れと致しましては、下記の通りです。

=====================================

(1)お申込書をメールにてご返信をお願いします。
(原本につきましては、後日ご郵送ください。)

(2)弊社業務部より、お申込み内容に間違いがないか確認のご連絡が入ります。

(3)9月●●日までに初期費用361,584円+月額利用料2ヶ月分14,040円
ご入金をお願いします。。
(請求書は追ってお送りさせていただきます。)

(4)設置工事を行います。

=====================================

また、NTTに番号取得手配もあわせて進めてまいります。
その際にNTTにご担当者より
「オフィス24から依頼きておりますが間違いないですか?」と
確認のご連絡が入りますのでご対応よろしくお願いいたします。

その他、工事日等決まりましたら都度ご連絡させていただきます。

【メール内容以上】

設定工事は、メールをもらってから1週間後でしたので、そでまでに入金する必要がありました。申し込み後は、こちら側で行う作業がありました。

「社内で使用しているルーターにスタティックNATの設定を入れてください」
「MOT/PBX用のローカルIPアドレスも1つ割り振りをお願いします」
「番号計画表をお送りしますので必要箇所に追記したものをご返信ください」など。

申し込んでから工事までの1週間の間に、社内で決めることや確認することが多かったです。

月々の支払い金額内訳

MOT/TELのクラウドPBXサービスを無事に導入することができて、口座引き落としも開通できました。

MOT/TELからの請求書は、2018年当初、郵送で送られてきていましが、途中2019年4月から電子請求書データに移行しています。Webで請求書をダウンロードするための案内メールのみが届くようになりました。余談ですがMOT/TELを運営する当時の株式会社オフィス24は2019年4月に株式会社バルテックに社名変更しています。

請求書内訳

2021年9月発行請求内容です。2枚に分けて請求書があります。

【1枚目】

MOT/TELミドルプラン 月額利用料(2021/11利用分)6,500円

消費税650円

請求額7,150円

【2枚目】

MOT光 ご利用分7,289円

消費税728円

請求額8,017円

(内訳)

MOT光利用料 ファミリータイプ(1G)(2021/09/01~2021/09/30)4,400円

電話番号:03○○○○○○○○

MOT光電話オフィスタイプ(基本料)(2021/09/01~2021/09/30)1,300円

番号表示サービス使用料(2021/09/01~2021/09/30)1,200円

追加番号サービス使用料(2021/09/01~2021/09/30)300円

ユニバーサルサービス料(2021/09/01~2021/09/30)16円

MOT光電話(通話料)(2021/09/01~2021/09/30)40円

電話番号:03△△△△△△△△

MOT光電話(通話料)(2021/09/01~2021/09/30)16円

MOT光電話(携帯電話等への通話料)(2021/09/01~2021/09/30)17円

【1枚目+2枚目の合計】

合計15,167円

請求があった翌月に引き落とされます。

電話代年間約42万円削減

以前までの電話に関する料金と比較してたいところですが、電話に関しては以前はすべて社長が管理していたので、詳細がわからず、MOT/TELのように明細をかけません。しかし、社長は口頭で「電話料金に月5万〜6万円かかっていて高いんだよね。」と話していました。会社の従業員数は10人程度で、頻繁に新規営業の電話を発信するわけではありません。ただ、既存のお客さんとの打ち合わせなどで長い時間電話することがありました。

MOT/TELの通話料はNTTと同じ料金と説明を受けています。打ち合わせの時間や回数が減ったわけではないのですが、通話料が圧倒的に安くなっています。その原因は、外部と打ち合わせする担当者が、MOT/TELのアプリで通話せず、自分の契約している携帯電話キャリアの通話料無料のプランを使って通話していることがわかりました。

そのため、以前は会社の電話代が月5万〜6万円かかっていたところ、MOT/TELに変えることで月15,000円程度になっています。年間にすると約60万円かかってた電話代が年間約18万円になったので、差額約42万円となります。

クラウドPBXの音質はどの会社でも同じだから

MOT/TELを導入して、ビジネスフォンを管理する必要もなくなり、通話代も削減できたので、初期費用はかかりますが、長期的に見ると会社としては確実に経費削減につながっています。個人的には、自宅でスマホから会社の電話番号で受発信することで、出社せずに済むので本当に便利になりました。

テレワークでの電話問題を解決するには、クラウドPBXの導入がおすすめです。

クラウドPBXは複数の企業がサービスを提供しています。私は、それぞれのサービスで音質の差はほとんどないと思います。音質の良さを売りにしている企業もありません。電話音質の良い悪いは、いろいろと調べた結果、利用する時のインターネットの環境によるものだと考えられます。クラウドPBXを検討されている方は、初期費用と月額料金で比較してみると、電話代削減に成功するかもしれません。

企業の方のご参考になればと思います。

 

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この記事を書いた人

東京港区で3人の子育てをするママ。長男を3歳からくもんに通わせ、当時は教育ママ。3人目からはゆるーいママとして子供たちを育てています。12歳(長男)、6歳(次男)、4歳(長女)の子たちと一緒にママも成長中!

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