公文では学年を超えて学習すること(先取り学習)が推奨されています。学年を超えて学習している生徒を高進度学習者と呼び、その進度によってさまざまな賞を用意しています。その中の一つがJフレンズです。Jフレンズに入ると特製キーホルダーがもらえます。Jメダルとも呼ばれ、J教材(高校1年生課程)に進級するともらえる賞品です。
我が家の長男は3教科学習していましたが、英語について小学2年生の2月にJ教材へ進級した為のJキーホルダーをゲットしました。
この公文のキーホルダーはどうやってもらうことができるのかをご紹介します。
Jフレンズとは?
Jフレンズとは、正式名称を「KUMON J フレンズ」といい、公文の目標の一つである「自学自習で高校教材」にできるだけ早く到達することを目指すために設けられた、高進度学習者の小学生の為の無料の登録制の会です。
公文式OB・OGの話を聞いたり、全国のKUMON Jフレンズ生と交流を深め、お互いに刺激しあえる場が提供されます。
小学6年生の3月末までに、数学・英語・国語のいずれか1教科以上が、高校レベルの教材(数学J 10、英語J I 10、国語J 10)以上に到達すると、「KUMON Jフレンズ」に自動的に会員登録されます。
Jフレンズに自動登録されるには小学生のうちに高校課程へ進級する必要があります。中学1年生の4月に、自動的に退会となります。したがって6年生の3月に達成しても4月には退会となるので注意が必要です。
KUMON Jフレンズへの登録基準進度
KUMON Jフレンズへの登録基準進度は下記の通りです。
●数学 J 10
●英語 J I 10
●国語 J 10
いづれも高校1年生課程の教材です。
Jフレンズになるとどのような特典があるのか?
Jフレンズになるとどのような特典があるのでしょうか。
Jフレンズの会員登録されると、『KUMON Jフレンズ』登録記念品を、基準進度に到達した約2か月後に、教室の先生から渡されます。Gメダルのように教室にストックされているものではありません。
特典1 特製キーホルダー
これが小学生にとって、とても魅力的な賞品です。
実際に長男もキーホルダーをみらうととても喜んでいました。キーホルダーの中に埋め込まれているカラーストーンが宝石だと思い込んでいます。お宝をゲットしたとばかりに大事にしています。
サイズは縦約10.5センチ、横約4センチ、厚さ約0.4センチで、重さ40グラムです。重さについては、Gキーホルダー(Gメダル)の2倍です。
表には「J KUMON」と記載があり裏には「E LET’S AIM FOR COMPLETION」(EはイングリッシュのE、LET’S AIM FOR COMPLETIONは目的完了を目指しましょう)と書かれています。
特典2 特製教材ホルダー
キーホルダーよりは地味ですが、公文の教材がすっぽり入る、特製の教材ホルダーがもらえます。中はポケットになっています。
サイズは縦約26センチ、横約19.5センチ、厚さ2センチです。
このファイルの色はオレンジで英語で進級した時にもらえるホルダーですが、その他の教科は数学がブルー、国語はグリーンとなっています。
この特性教材ホルダーについては、長男の興味度は低く、一度も使っていません。中のポケットに「進度一覧表基準認定証」をいれられそうですが、J教材まで到達すると認定証の枚数が多すぎて、このホルダーにはすべて入らないですので、なかなか使い道が見いだせずにいます。公文の宿題を入れるには大きくて勝手が悪いので、みなさんどう使っているのか気になるところです。
我が家の場合、完全に棚の肥やし的な感じになってしまっています。A4が入れば、学校などで使えたのかもしれません。
特典3 KUMON Jフレンズウェビナーに参加できる
KUMON Jフレンズセミナーは、年2回開催されます。このセミナーはの2019年2月から始まったサービスで比較的最近の取り組みです。
公文式OB・OGの話を聞いたり、全国のKUMON Jフレンズ生と交流を深め、お互いに刺激しあえる場です。しかし、コロナ感染症の騒動からか「Jフレンズウェビナー」という名前でオンライン上で開催することになったようです。
以下は、登録者サイトからの引用です。
「Jフレンズウェビナー」では、KUMON Jフレンズセミナーの思いを引き継ぎ、参加者のみなさんにオンラインだからこその「おもしろさ」をさらに味わっていただく機会として以下3つのコンテンツを提供しています。
(1) みんなの質問にKUMONの先輩が動画でお答え!質問を大募集!
公文式学習を修了した先輩たちへの質問を大募集!
Jフレンズ生からの質問に先輩たちが回答してくれている動画を当サイトで公開します。(2)Online Meetup Trial with Jフレンズ
初の試みとなるオンラインでの交流企画!
全国のJフレンズ生の代表となり、よりよい企画を一緒に考えてくれるJフレンズ生を募集します。(3)保護者Q&A
Jフレンズ生保護者の皆様からの公文式や家庭学習についての質問を募集します。
回答者は、公文式修了生OBOG・公文国際学園関係者などを予定。
回答は、テキストまたは動画にて当サイトに掲載します。
(1) みんなの質問にKUMONの先輩が動画でお答え!について
専用のサイトで観ることができました。4人の公文卒業生にテレビ会議で質問形式で答えていってもらう方式の動画で14分ほどでした。
4人の勤務先は「楽天株式会社」「芝浦工業大学助教授」「NPO法人留学フェローシップ理事長」「新聞社」でした。
宿題はいつやっていた?何枚やっていた?スケジュール通りに動けるコツは?の質問に答えていっていました。答えは、大人が想像できる範囲です。これで子どもがやる気になってくれたらいいんでしょうが、我が家はスマホを取らたりして面倒なので長男には見せませんでした。もしゲストスピーカーが、長男の憧れる科学者なら見せたかもしれません。
我が家の長男がJフレンズに入会した当時に「公文国際学園」への招待もありましたが、結局4年生か5年生しか対象でなかったので、当時2年生だった長男は対象とならず、残念な思いをしました。ただ、内容をみると、公文国際学園のオープンスクールのような内容だったので、そこへの進学者を募るための企画なのかしら?なんて思いました。公文国際学園へ受験して入学を目指したい子にはとても良い企画です。
Jフレンズは小学校高学年向き
Jフレンズは凝った企画を用意するなど、こだわったコンテンツを用意してくれているようです。ただ小学校の高学年向き企画を用意され、低学年では参加できないものもありました。我が子のように2年生でJフレンズに登録する子の割合少ないのかもしれないので仕方のないことかもしれません。
まあ、無料で参加できる企画なので、子どもたちのステータスとしてはよいと思いました。これらの企画を通して、子どもたちのやる気と学力が伸びることが期待されるでしょう。