公文(くもん)の解答書で自己採点!家庭で採点するメリット

親が公文をやっている子どもに教えるとき、だんだんと内容が難しくなってきて親も「ん?なんだっけ」と簡単に答えがスイスイと暗算や頭だけで答えが出なくなってきませんか?内容は簡単だけれども量が多くてあっているか確認するのも面倒になってしまいます。我が家もそうでした。忙しい時に、子どもに「この答えあってる?」と聞かれると面倒に思いました。そんなとき、「最近、大変で….」と何気なく公文の先生につぶやくと、それならと書類をくれました。それが「家庭採点の申込書」です。

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公文の家庭採点

公文の家庭採点とは、子どもが学習したプリントを採点し、100点になるまで直しをさせる方法です。公文では、お家で宿題をして教室に持っていき、その出した宿題は次の教室の日に先生に採点されたものが返されます。その時、100点でないものは、その場で100点になるまで解き直しをして、次にその日の教室でやるべき教材に取り組むというスタイルです。これはこれでいいのですが、算数などで間違ったやり方で解いてしまっている場合、その間違いの方法で記憶したまま、次の教室の日まで過ごすことになります。一方、家庭採点をすると、家庭でしっかりとなぜ間違ったのかをすぐに確認・修正することができるのがメリットです。家庭採点の申込書には次のようなメリットが書かれています。

家庭採点の効果
(1)毎日決まった時間にやれるようになり、学習習慣が身につく。
(宿題をため込んだり、持ち帰った日に全部やってしまうということがなくなる)
(2)学習日以外毎日やるので、確実に学習枚数がこなせるようになる。
(教材の進み方に大きな差が出る)
(3)学習後の即時採点により、その結果をすぐ確認でき、訂正もその場でできる。
(4)教室で宿題の訂正が不要となり、当日学習分のプリントに集中できるようになるため、子どもの負担がかからず、震度も早くなります。
(5)親の、子どもの学習に対する関心が高まり、子どもに対する接し方が改善される(コミュニケーションがはかれる)ため、子どもの学習意欲が向上する。
(6)採点でお母さん自信が学生時代を思い出しながら、一緒に勉強できる。

上記の(2)にもある通り、進み方にも大きな差がでます。夏休みや冬休みなどの長期休みの時に毎日決めた枚数をコツコツと進めることができますし、集中的に多く進めることもできます。

家庭採点の申込書のもらい方

家庭採点の申込書は、公文の教室で問い合わせればもらえます。私の場合、すぐその場で申込書を書いて提出すれば、現在のレベルの3教科の回答冊子を貸与してくれました。その時に先生が確認していたのは、最新の回答冊子かどうかでした。家庭採点をすると「親が教えると公文に通っている意味がないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、自分の子が学習のどこでつまづくのかがわかってくるので、教室よりはより細かな指導ができます。子ども(特に幼児)は「わからないことを自分で調べる」ということができず、それを親が要望すると相当な労力を費やします。放っておくといつまでもぼーっと座っていたりもします。それは、教室にいるときも同じです。そんな時間が無駄だと私は思うので、さっと答えの導き方を教えて、それを繰り返しプリントでこなすという方がよっぽど効率的に思います。家庭採点のお話をしましたが、公文教室に通わずに教材(プリント)だけを大量にもらって家庭のみで学習ができる制度もあるようです。(これは他の公文つながりのパパから伺いました。プリントは自宅に一度にたくさんを宅配してもらったそうです。)教室に通うことが困難な場合、または一定期間だけ自宅学習させたい時などにはいいかもしれません。幼児期は親が付き添って連れていくことも多いでしょうから、親の都合とも合わせてうまく活用できる仕組みを利用してみてください。もちろん、各教室で方針があるかもしれませんので、まずは担当の先生に相談してみるといいですね。

ゆくゆくは子ども自身で採点させる

我が家の長男は幼児期の年中から、家庭採点を行っていましたが、現在、算数だけは、問題に不安な時だけ自分で回答を見ながら問題に取り組ませています。算数の場合、回答には答えだけのっているので計算過程は書かれていません。ですから、なぜ間違ったのかは自分で検算する必要があります。これまで、間違った箇所は計算過程すべて消すのではなく、どこで間違ったかどうかを見つけるように訓練していましたので、その習慣もあり、しっかり検算するようになっています。それでもわからない場合のみ、私が教えています。長男が自分で回答を見ながら学習できるようになってから、私自身が楽になりました。長男自身も自分の問題が間違っていないかどうかすぐにわかるので、私を呼ぶ手間もなくストレスがないようです。学習後は、自分で赤ペンで丸付けをしています。それも楽しいようです。一方、英語と国語は答えをみせてはいません。答えをみてしまうと、そのまま書き写せてしまいますし、回答冊子には解説も載っていないという理由からです。

公文の先生が使っている赤ペン

公文の先生が教室で使っている赤ペンは、プリントに「〇」と100点「100」を大きく書くのにとても都合がよい水性ペンを使っています。弱い力でもきれいに書けるので、大量のプリントを採点するときはとても有利です。ですので、私もアマゾンで同じようなのを探しました。5本入りをまとめて購入しています。インクが切れたらすぐ交換できて便利ですのでおすすめです。学習がよくできたときは、このペンで「花まる」にしてご褒美シール張ってあげると、それだけで長男はとても喜びます。ちょっとした事でも子どもにとっては特別なんだと気づかされます。がんばったらちゃんと褒めるって大事ですね。


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この記事を書いた人

東京港区で3人の子育てをするママ。長男を3歳からくもんに通わせ、当時は教育ママ。3人目からはゆるーいママとして子供たちを育てています。12歳(長男)、6歳(次男)、4歳(長女)の子たちと一緒にママも成長中!

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