公文(くもん)の国語ってどう?メリットとデメリット 3歳、4歳から通わせるオススメの理由

はじめに

私の長男が公文の国語を始めたのは4歳4ヶ月頃でした。
たまたま近くに公文教室があって、自分も小さい頃公文に通っていた事が理由です。
最初は算数だけ始めようと思い申し込みに行ったら、教室の先生から「国語はすべての基礎になるからやった方が良いよ」と進められて国語も始める事にしました。

実際に、通ってみて思った事は先生の言う通り

国語やって良かった!

の一言です。
公文を始めてから数ヶ月くらいして、以前に比べ急に語彙が豊富になりコミニュケーションも取れるように変わり周りの同年代の子たちと比べて、しっかりと言葉を理解しているので言われた通り行動できたりと良い事ばかりでした。

まさしく「国語はすべての基礎になる」そんな公文の国語はどんな所が良いのかをまとめてみました。

目次

公文の国語はなぜ良いのか?

公文の国語が大切にしている事は

たくさんのことばや文章に触れながら、高い読解力を養うこと

「読んでわかる力」をしっかりと身につける事が、ものごとを理解し考える力、さらには自分で表現する力に繋がると考えているようです。
公文の国語を始めて大学レベルの教材まで、計6800枚で構成さているプリントは少しずつステップアップしていくので「文字を読み書きする力」「語彙力」「文の構造を整理する力」を培い、高度な読解力へとつなげるとしています。

公文の国語は読みから始まる

公文を始める前に市販の教材も少し買ってやらせていた時期もありましたが、基本的にはひらがなを書く所からスタート。
公文の国語は、他の市販教材と違って最初は読みからスタートします。

絵に描かれているひらがなを眺めながら読む事からスタートして絵と文字、読み方を学んでいくようになっていて、音読ができるようになると、書きのステージに進むようになっています。

この文字を読むという繰り返しは3歳、4歳くらいの子にとっては脳に良いくらいの刺激なのかとても楽しく勉強をしてくれると思います。
繰り返し、短文を読む事で培われた基礎力が今後の読解力の向上につながっていくんですね。

公文の国語のメリットとデメリット

私が思う公文式の効果やメリット、デメリットとは?
公文の教材の強みや効果についてまとめてみます。

公文の国語メリット

公文の国語は、読みから始まりますが、その読みの中にも簡単な漢字(横にふりがなが振ってあります)が出てきます。
教室の先生からは

読んでいる時に知らない間に漢字も読んでいくから、勝手に漢字も覚えちゃうんです。

 

短文をとにかくたくさん読ませる中で一緒に漢字も覚えてくれるので、書きのステージに入って漢字を学ぶ時にもすんなり入る事ができます。

国語はとにかく何度もなんども訓練するしか身につかないので毎日コツコツ積み重ねて行くには公文のやり方は最適だと思います。

公文の国語デメリット

一つデメリットをあげるなら、小学校受験対策にはならない事でしょうか。
他の教材も同じですが、基礎力をつける、勉強の習慣をつけるのには公文は最適ですが中学受験等に向けて始めるものではないかと思います。

それを除くと正直デメリットは無いと思います。
早く始めれば早いほど良いなと感じます。
私も、もう1歳早く始めさせてあげれば良かったなと思うくらいです。

現在、長男は小学校1年でEⅡをやっています。他の教科、算数や英語には漢字を使った文章問題もあります。算数は現在、G教材(中1レベル)、英語はH教材(中2レベル)なのですが、もし国語をやっていなかったら、こんなに学年を超えて先に進むことはできなかったでしょうねw

公文の国語のカリキュラム(中学校過程まで)

教材 枚数 内容 相当学年
I1・2 400 常用漢字、縮約練習、1500字程度の文章読解 中学校
H1・2 400 常用漢字、縮約練習、1200字程度の文章読解
G1・2 400 常用漢字、縮約練習、800字程度の文章読解
F1・2 400 教育漢字(慣用句のまとめ)、指示語、解答文型、広く読み解く、500字程度の文章読解 小学校
E1・2 400 教育漢字(同音異義語のまとめ)、接続語、文章のまとまりどうしの関係、400字程度の文章読解
D1・2 400 教育漢字(部首のまとめ)、複雑な一文、文章のまとまりでつかむ、300字程度の文章読解
C1・2 400 教育漢字(熟語のまとめ)、言葉をつなぐ、文末表現、200〜250字程度の文章の読み
B1・2 400 教育漢字(音と訓のまとめ)、主語と述語、修飾語、150〜200字程度の文章の読み
A1・2 400 カタカナ、教育漢字(書き順のまとめ)、基本文型、100〜150字程度の文章の読み
2A 200 五十音表現、助詞の学習、ひらがな文の読み(100字程度の文章)
3A 200 ひらがなの見写し書き、語彙力(形容詞、動詞)、ひらがな文の読み(70字程度の文章) 幼児
4A 200 ひらがなのなぞり書き、語彙力(名詞)、ひらがな文の読み(50字程度の文章)
5A 200 ひらがな文(三語文、長い文、短い文、お話)の読み
6A 200 ことばあつめ、ひらがな文(二語文)の読み
7A 200 ひらがなことばカード
8A 200 うたカード、漢字カード

算数や英語は全カリキュラムにおいて1ランク(教材)で200枚ですが、国語だけA1・2〜I1・2までのプリント数が400枚なので時間を要することになりそうです。
我が家の長男は今、新小学2年生7歳(もうすぐ8歳)で、E1・2教材のE2をやっています。文章が長く、問題も少し難しくなってきました。文章自体も難しいものが増えてきたように思います。

まとめ

もし、3歳や4歳の早い段階で、子供に何か勉強をさせてみようと思っているなら、まずは公文の国語をやらせてみるのはオススメです。
やっぱり国語はすべての基礎となるので、やっておいて損はありません。
ぜひ通わせて見て、子供の成長を実感して見てはいかがでしょうか?

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