はじめに
0歳の子はまだ、生後2ヶ月くらいまでは目も見えませんが、目は見えなくてもじっと親の声を聞いて情報を集めています。
また、言葉は理解できなくても、楽しそう、怖そう、寂しそうといった雰囲気をものすごく敏感に感じ取っています。決して、絵本の読み聞かせに早すぎるは無いのでぜひ時間を作って読み聞かせをしてあげたいところ。
1歳くらいになると今度は興味範囲も広くなりますし、2歳くらいになるまでに一言二言の言葉なら理解し覚えて使い始めるようになってきます。そんな子供たちの年齢に合わせたおすすめの絵本をご紹介していきます。
0歳〜2歳までの子供におすすめ絵本12選
【0歳向け絵本】「おつきさまこんばんは」:繰り返し読める人気の絵本
作品名:「おつきさまこんばんは」―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)
まず、絵が可愛い!色彩が良い!それだけで読んであげる方もテンション上がります。
この話は、おつきさまの表情に注目させながら読むと良いと思います。
読み聞かせ側も子供の顔を見て、悲しそうな時は、悲しい声と顔でイメージを伝え
うれしそうな時は嬉しそうな声と顔でイメージを伝えます。
そうすると子供は絵と顔と声で表情や感情を少しづつ覚えてくれて
なんども読んでいるうちに一緒に悲しんだり、嬉しそうにしてくれるようになってくるので楽しめます。
最後は裏表紙を見せてあげてください。
裏表紙には、おつきさまが「あっかんべー」ってやっている絵が乗っているので
子供と一緒に「あっかんべー」をやっておしまいですw
我が家の絵本の中で読んでいる回数は長男、次男共にトップクラスの絵本です。
【0歳向け絵本】「ぴょーん」:絵本から飛び出してくるような動きに注目
作品名:「ぴょーん」 (はじめてのぼうけん (1))
普通の絵本は、横開きが多いですがこの絵本はめずらしく縦開きです。
かえるや猫や犬やうさぎなどいろんな動物や昆虫なんかも開くたびに「ぴょーんっ!」とジャンプした絵が描かれてあります。
これは、絵本を開くときの動きを大げさにやってあげるとジャンプしている様子をイメージできるかもしれません。
我が家では相当大げさに、絵本をバタバタさせながら読み聞かせしてあげています!
1歳すぎてもまだ楽しんでくれる、息の長い絵本です。
【0歳向け絵本】「どうぶつのおやこ」:とにかくリアル!絵の温かみあり
作品名:「どうぶつのおやこ」 (福音館あかちゃんの絵本)
犬とかライオンとか猫とか、動物の親子がたくさん現れます。
ぱっと見写真じゃないかな?と思うくらいリアルに動物たちが描かれています。
絵が素晴らしすぎるので、言葉は不要。
子供たちは、「キリン、キリン」とか「わんわん」とか絵を見るだけで楽しめます。
【0歳向け絵本】「はらぺこあおむし」:きれいな色彩と仕掛けにくぎづけ
作品名:「はらぺこあおむし」 エリック=カール作
超定番の絵本ですよね。絵本以外に服とか靴下などのグッズも充実していて
我が家にもトレーナーとかの小物がありますw
絵本を読むと言うよりは、絵本を見せてあげて、成長していくあおむしを追いかけるようなイメージでしょうか。
穴が空いていたりする仕掛けもあったり、工夫がされています。
卵から生まれたあおむしは、毎日たくさん食べて大きくなって最後には蝶になって飛び立ちます。
絵が独特ですが、見ていくうちに味が出る感じ。グッズまで買っちゃってますからねw
保育園や幼稚園、小児科とかにもほぼ確実に置いてあるので、子供たちは必ず一度は触れたことのある絵本ですね。
我が家は最後の蝶が飛ぶところで「ちょうちょ、ちょうちょ」って言ってくれて楽しみます。
【1歳向け絵本】「くつくつあるけ」:お外に出て歩く楽しさ
作品名:「くつくつあるけ」―くつくつあるけのほん1 (福音館 あかちゃんの絵本)
小さな赤ちゃん用の靴が主人公。楽しく外を歩いて周り、こけたり、ジャンプしたり、眠たくなって寝たり。
歩き始める頃に読ませるとお散歩に行くときに靴を履くという行為を自然に学んでくれます。
我が家の場合は、お外に出かけようとすると靴を履こうと玄関に来るようになって靴下も自分で履けないけど履こうとします。
もしかしたら「くつくつあるけ」の効果かもしれませんね。
【1歳向け絵本】「おててがでたよ」:体に興味を持つきっかけに
作品名:「おててがでたよ」―くつくつあるけのほん2 (福音館 あかちゃんの絵本)
同じくらいの赤ちゃんに服を着せる時を可愛く描かれた絵本です。
おててが出たよ〜
あたまはどこかな〜??
と絵本の赤ちゃんの手や頭と自分の子供の手や頭を交互に指差したり、撫でてあげたりしながら
一緒に読むとだんだん
おててとか、あたまとか、おめめとかわかるようになってきます。
絵本を読んでいない時も、お着替えするときに
おててがでたよ〜
とか言いながら着替えさせてあげると喜んでくれますよ!
これも単純だけど子供と一緒にコミニュケーション取りながら読むと楽しんでくれます。
【1歳向け絵本】「だるまさん」:1歳くらいの絵本でおすすめ度、人気度NO,1
作品名:「だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)」
だるまさん「が」、だるまさん「の」、だるまさん「と」の三部作です。
だるまさんが・・・といえば転んだ、ですが
転ぶ以外のいろんなだるまさんが見れて子供たちは大はしゃぎ。
大人も子供も一緒に楽しめる作品です。
なんども読み聞かせしていると、子供たちは次にだるまさんがどうなるかを覚えて来て
「だるまさんが、、、どてっ」とこけるシーンでは同じようにどてっ!と真似してこけてみせるようになりますよw
【1歳向け絵本】「いろいろバス」:子供の好きなものがバスに乗ったり降りたり
作品名:「いろいろバス」
いろいろカラフルなバスに、いろいろなものが乗ったり降りたりして楽しい作品。
トマトが乗ったり降りたい。。。現実では考えられないけど
子供からすると、好きなものに好きなものがたくさん乗ったり降りたりするので楽しめます。
表紙だけで見ると、バスが色々出てくるんだろうな〜と思いがちですが
いろいろはバスだけではありませんでしたw
こちらも絵が綺麗で大人も楽しめますよ。
【2歳向け絵本】「ねないこだれだ」:イヤイヤ期に抜群の効果
作品名:「ねないこだれだ」 (いやだいやだの絵本)
我が家でも1歳くらいから読んでいる絵本。
時計がなりますボーンボーンボーン
フクロウにミミズク
とかは時計やフクロウになりきって
演じて見せてあげると、子供は喜んで聞いてくれます。
でもこれ、最後は言うこと聞かずに夜更かししてると
おばけになって連れていかれる話。
単純だけど、2歳くらいの子供にはだんだん理解できてくるので毎晩寝る前に読むと効果覿面です。
ちなみに、我が家のもうすぐ1歳の子供にはまだおばけの怖さはピンと来ていないのであまり効果はありませんw
【2歳向け絵本】「おしくらまんじゅう」:一緒に読んで次の展開を楽しもう
作品名:「おしくら・まんじゅう」
赤と白のおまんじゅうが、おしくらまんじゅうして遊ぶ話。
いろんなお友達も登場しながら一緒におしくらまんじゅうしていきます。
リズミカルに読み聞かせしてあげると、子供たちは大喜びです。
我が家では、歌風に読み聞かせしています。
最後はおばけに???意外な展開ですが、意外性が逆に子供には楽しいようです。
この絵本も何度もなんども読める良作。読んだ回数はトップクラスです。
【2歳向け絵本】「あーんあん」:保育園のお別れするときの様子を想像してしまう作品
作品名:「あーんあん」 (あーんあんの絵本)
せなけいこさん独特の絵がいいですね。
逆にリアルに子供を描かれているな〜と感心します。
一人が泣き始めると、周りも泣き始め、みんなが泣くと涙で水浸しに。。。
そんなストーリーも最後は???って感じで終わります。
これ、子供がイヤイヤ期泣き始めて、よくわからないけどとにかく泣いて、ふとした時に
あれ?なんで泣いてたんだっけ???ってなるようなそんなイメージを頭に浮かべちゃいます。
我が家では保育園のお別れの時に、泣かれてバイバイしたことはほとんどありませんが、初めての登園の時とか、よくある光景かもしれませんね。
【2歳向け絵本】「ぐりとぐら」:赤ちゃんも大人もおじいちゃんおばあちゃんもみんなで楽しめる作品
作品名:「ぐりとぐら」 [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
野ネズミの二匹は料理が大好き。料理の具材を取りに森に出かける話です。
いろんな動物が出てくるのですが、すべて細部まで綺麗に描かれていて、ストーリーも楽しめてかなりの良作です。
実は1963年に生まれ、昔から親しまれている作品。
親世代、おじいちゃんおばあちゃん世代も読んだことのある絵本の一つかもしれません。
ちょうど2歳くらいには内容も楽しめるのでおすすめです。
0歳〜2歳子供絵本おすすめランキング
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まとめ
絵本ってほんとにたくさんあって、良作が多いのでこちらにあげた12作品以外にもたくさんいい絵本があるのでぜひ自分でも探して見てください。たくさんありすぎるので全部買うわけにいかないよね〜と悩んだ時はぜひ、こちらの12選から選んで見てはいかがでしょうか。0歳〜2歳の赤ちゃんには、絵本の内容というよりは、お父さんやお母さんの心地よい声の振動や響、リズムや抑揚、雰囲気を感じとって楽しんでいると思うので、ぜひ読み聞かせする親の方も楽しんで絵本を読んであげてくださいね。