【KUMON主催】佐藤亮子ママのくもんウェビナー「我が家はこうして読解力をつけました」まとめ

自宅でウェビナーに参加

2021年6月11日に公文主催の佐藤亮子ママのウェビナーがありました。佐藤亮子ママといえば、東大理Ⅲに4人のお子さんを合格させ、その教育方法が本になり注目されている方です。現在までに自身の教育にまつわる複数の本を出版しています。

くもん出版より2021年2月に出版したした本「我が家はこうして読解力をつけました」の出版記念しての、佐藤ママ×KUMONオンラインセミナーでした。副題が「本当は一番書きたかった我が家の教育の土台”公文式”のこと」というので、ぜひ視聴したかったのですが、仕事の都合で15分遅れての参加(涙)

全てはメモできませんでしたが、要点をまとめてみました。

今回、佐藤ママのお話を始めて聞きましたが、本当にお話がお上手で、私自身、終始ニコニコ。時にはスマホの前で声を上げて爆笑していました。佐藤ママの子どもたちも楽しんで学習していたというのも納得です。

その楽しい雰囲気が文章だと伝えられないかもしれませんが。楽しい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

目次

繰り上がりのある足し算が覚えられない時の対処法

一桁の計算を考えないで、流れるように覚えるのが理想。
こどもって6+7が嫌い。なかなか覚えられないんですよね。

特に
8+7=15

これがなかなか覚えられない。長男もはじめは覚えられない。

そこでA4の紙に大きく書いて家じゅうに貼ってみるんですね。

ただ8+7=15と書くのではない。
タスとイコールを小さく書く。
さらに赤緑青で書くとポップな感じになる。
いつも同じ壁に貼ると掲示物みたいになって、みなくなる。
そこで天井に貼ったんですね。

そうすると、子どもたちがベッドで横になったとき、天井をみて気づくんです。

「ママー!!!天井に8たす7は15がある~!!!」って報告にくるんです。

そんな感じで、いつも同じ場所ではなく、何日かするとまた別の場所に貼りました。

冷蔵庫のジュースの前に貼っておく。

そうすると兄弟でジュース飲もうって冷蔵庫開けると、8+7=15の紙が貼ってあるわけですよ。

「ママー!!!8たす7は15がある~!!!ジュースがないー!!!」

「めくってごらん」「あったー」という感じ。しばらくは、8+7=15の紙をめくらないとジュースは取れないようにしました。

冷凍庫のアイスの上においておくこともしました。冷凍庫の引き出しにそっと、8+7=15の紙を入れておくんですね。そうすると、子どもたちが、「アイス食べよう!」って冷凍庫を引き出したとき、また言うんです。
「ママー!!!また8たす7は15がある~!!!」って(笑)絶対、8たす7は15がある~っていうんですよね。面白いです。

エアコンの吹き出し口に貼っておくこともありました。エアコンつけると、子どもたちが「なにこの音??」って紙がなびいてるほうに行くんです。そしたらまた見つけて「ママ~!!!8たす7は15がヒラヒラしてる~
!!!」って言うんですね。紙がなびいてるだけじゃない。いちいち、はちたすななはじゅうごがなびいてるーというです。なるほどな、みたいな感じで子どもたちの様子を見ていました。

3ヶ月くらいいろいろな場所に貼ってたんですが、長男のためだったけど、3兄弟みんな覚えましたよ。


ここでポイントは、覚えてもらいたいことは一種類にする、欲張らないことです。

この場合、8たす7は15以外も覚えてもらいたけれど、まずはこれだけに絞ることが大事です。

家庭学習の工夫

・ポイントは嫌いになさせない

・楽しく宿題をするために工夫いろいろ

中学受験と公文式

・受験でいちばん大事なのは読解力

・記述式問題に強くなる

・公文式は受験に強い

中学受験は読解力がなければならない。
直前には国語の点数が取れないとママたちの悩みが多い。
読解力と自分の意見をまとめなければならない。

国語のプリントは楽しみにしていた。
国語の教材に公文の推薦図書がでてくるから推薦図書を全て読み込んでいた。

そうすると楽しく学習が進められた。

受験で不合格になる子は、「時間が足りない、足りなかった」という。
読解力はすぐに身に着けられるものではない。早めは早めで!

次男は8ヶ月に公文を入れた。塾は4年生からだけど
塾に計算トレーニングはない。計算力は鍛えられない。その項目はサーっと終わってしまうんです。
塾は応用問題のみ。
そりゃ、公文で計算力つけておけかないと塾ではついていけないよね。
よかったー公文で鍛えてて。

お子さんは今、くもんが楽しいですか?

・将来公文が嫌な思い出になってはいけない。

・プリントに出てくる本を読んで子どもに話した。

・改めて感じる公文の良さ。

次男が長男の教材をみていたので、ひらがなの学習からカタカナの学習になると嬉しくなる。
小一では感動にはならない。
早めが一番、楽しんでできる。

とにかく楽しくならないといけない。
将来、楽しい思い出にならないといけない。


嫌だといっても、小学生になっても同じこと。

行きたくない、やりたくないといっても、今やらないとなにやってるの?
学校にいったらそれがすぐ成績に反映されてしまう。

成績に反映される前に先に公文でつまづいておけばいいじゃない。

どうせやることだから、徐々に楽しくさせること。上手にやること。
我が家の場合、毎日兄弟みんなで学習を一斉に始めたので、

やりたくないと言ったら、みんなから白い目で見られるので、やるしかなかった。

(やりたくないと言わせない雰囲気だった)

公文の本(推薦図書)が面白かった。


公文の良さ
基礎学力読み書き計算が身に付く。
これは身に着けるのに本当に時間がかかる。時間をかけないとできない。

小学生になって、子どもに「明日テストがあるのになにやってるの!!」
ってなるよりも余裕をもたせたい。
公文の教材は気がつかないようにレベルアップしているところがいい。
早く始めることでじっくり時間をかけて学習できる。

子供は寄り道が好き
大人はスーッと進めると気持ちがいいけど
子供は寄り道は好き

我が家の子たちも過去のズンズン教材をみつたんですけど。

迷路の線を引くとき、まーっすぐゴールまで線を引けばいいのに同じ場所を行ったり来たりしてるんです。子どもって本当に寄り道が好き。


子どもは18歳までは子供。
こどもの特権なので、寄り道はいい!

今、子育てを頑張っている保護者の皆様へ

・子どもは18歳で巣立っていく。親が関われる時間は限りがある。

・未来をつくる子どもたちに必要な力とは


これからの時代に必要なものはなんですか?と聞かれると
やはり基礎学力。

AIとかなんとかあるけれど、人間力をつける事が大事。
徹底的に基礎学力

基礎学力があれば表現力想像力がでてくる。
最終的には完成度をあげることができる。

佐藤ママに質問

調子が悪いとき、スランプのとき、どう乗り越えてきましたか?

スランプってなに?って感じ。

まあ、やる気がないなと感じるときは
枚数を減らす
時間を短くする
筆記用具を変える
色鉛筆でやってりクーピー 筆ペン

調子がわるくても、やれ、といってた。
初めは37.2度でやらなくていいよっていってた。でも、長男がすぐ熱が下がったのでしまった、と思った。
なので、38度を超えたらやらなくていいに変えた。
37.2度の今のうち急いでやろう。って感じで。

また別の日は

今日は無礼講だー、1教科だけしかしないよー。と言ってみたり。
子供の様子を見ながら調整。
絶対1枚はやるという親の決意を見せていました。

やってて良かった公文式を実感する瞬間ってどんなときでしたか?

小学校に入ってから公文やっててよかったと思った。
テストが楽しみだった。
授業に余裕ができる。

4年生で浜学園に入った途端に、これ計算力ないとダメじゃんとおもった。
いいクラスに入った時も計算力ないとだめだった。
高校でも思った。(計算力ないとダメじゃん)

漢字も楽しく覚えた。


子どもたちが大きくなってからも、公文が苦しくて辞めたかったとは一切聞かない。
あの教材が楽しかった、しか出てこない。
公文をやると、おもいで作りができるのでやっててよかった。

習い事の選び方や、他の習い事とのバランスはどのように考えたら良いでしょうか?

習いごとの選び方、バランスは?

学習系は公文だけ。

運動系については、スイミング。学校でも授業があるので学校だけでは足りないと感じていたから
スイミングスクールに行かせた。
泳げるようになって小4でやめた。

芸術系は持ち運べる楽器が楽しいと思ってバイオリンにした。
なんとか鈴木?メソッドにした。

バイオリンから練習すると疲れて公文ができなくなった。

なのでバイオリニストにならないので、公文の学習からやると決めた。
算数国語ができて、水泳もできる方がいい。

優先順位は基礎学力、お後は趣味で。

やりたくないという子どもには
お菓子をだすとやるし、かわいい
工夫が必要です。

まず学習習慣、家の中の環境、空気感でやらなきゃという雰囲気を出す。
そうすることで、お得な人生を歩むという事です。
お母さんは楽しさをもとめて!

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この記事を書いた人

東京港区で3人の子育てをするママ。長男を3歳からくもんに通わせ、当時は教育ママ。3人目からはゆるーいママとして子供たちを育てています。12歳(長男)、6歳(次男)、4歳(長女)の子たちと一緒にママも成長中!

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