はじめに
長男がプログラミングに興味を持ち始めました。
きっかけは、お友達の優秀なお兄さん。
プログラミング教室に通って楽しかったようで、お兄さんがプログラミングの話をしてくれたことがきっかけだったようで
「僕もプログラミングやってみたい!」
そんな話を以前聞いていて頭に残っていたことと、私の知り合いの子供も自分でマイクラでプログラミングを独学でやっている話を聞いたので調べて試しにMac版マインクラフトでプログラミングをやってみよう!と考えました。
本人が好きになれるか?興味を持つのかも分からない中で、プログラミング教室に通わせるというのも微妙なのと
プログラミングを”教えてもらう”というのが何か腑に落ちない(こういうのはwebの世界なのでいっぱい落ちているし、教えてもらうというスタンスじゃなくて自分で調べ、学び、試して、掘り下げるのが重要だと思っているので・・・)ので
そういうことも含めて試しにPC版マイクラを購入し簡単なプログラミングを体験させてみようと思いました。
長男はスイッチでマインクラフトをやっていて好きなソフトだし、プログラミング名目であっても入りやすく楽しめるのではないかな?と思っています。
とにかく、マインクラフトでプログラミングをするためにPCに(今回はmac)必要なソフトをインストールしてプログラミングの準備の必要がありました。その準備と設定方法をこちらで細かくお伝えします。
まずはMac版のマイクラソフトを購入しよう
今回我が家で使用するのは、プログラミングで利用できるMac版のマインクラフトJAVAです。
こちらをマインクラフト公式サイトより購入しましょう。
から「MINECRAFTを購入」をクリックしましょう。
パソコンを選択してください。
「MAC」を選択
次にMicrosoftのアカウント登録をします。
Microsoftのアカウントがある方はログインでソフト購入画面に進めます。
Microsoftのアカウントがない場合は、作成から新規登録をしましょう。
Microsoftアカウント登録用のメールアドレスを入力し、パスワードを設定、手順に沿って進めてください。
ログアウト時など再度マインクラフトにログインする際の注意点
ここで登録したアカウントはあくまでMicrosftアカウントであるということを忘れないように。
ログインボタンを押すと上記の画面のようにMojangアカウントのログインとなっています。
Microsoftでアカウント登録した人は「次を使ってサインイン:Microsoft」からログインを行ってください。
MINECRAFTマインクラフトを購入
カード情報等を入力して購入しましょう。
購入が完了したら、MINECRAFTプロファイルを設定をクリック。
ユーザー名と紐付けます。
MINECRAFT(マインクラフト)ダウンロードとインストール
ランチャーをダウンロードからインストーラーをダウンロードしましょう。
Minecraft.dmgファイルを起動させると
左のマインクラフトのアイコンをApplicationsフォルダにドラッグ&ドロップすればインストール完了です。
MINECRAFTマインクラフト起動させよう
アプリケーションの中からMinecraftマインクラフトをクリックし起動
ここでも注意
Microsoftアカウントの方は上、Mojangアカウントの方は下からログインします。
これでマインクラフトインストール〜起動までは完了です。
通常遊ぶ時はこれで遊べますが、プログラミングをするためには
プログラミング用のツールをダウンロードインストールする必要があります。
MINECRAFTマインクラフトでプログラミングするためのツール前提MODをダウンロード&インストールしよう
まず、マインクラフトのプログラミングには
①前提MODとは?
MODを動作させるために必要される前提MOD。
多くのMOD製作者は、前提MODありきでMOD制作を行っている場合が殆どなので、多くのMODでは何らかの前提MODの導入が必須とされています。
②MOD
プログラミングによって色んな改良・改造をソフトに加えるためのツールです。
①前提MODと②MODがセットで必要となります。
今回のMINECRAFTでプログラミングを行うための、①前提MODを「Minecraft Forge」、②MODを「ComputerCraftEdu」をダウンロード、インストールしましょう。
ちなみに、Modは「モッド」、「モド」と呼ばれていて、modification(変更・修正を意味する英語)を短く縮めた造語です。
MINECRAFTなどのソフトにアイテムを追加したり、インターフェイスを改良したりするような改造するときに使うツールです。
MinecraftForgeをダウンロード
Minecraft Forgeを早速ダウンロードしましょう
https://files.minecraftforge.net/
「Minecraft Version」の1.8.9を選択し、「Download Recommended」から「Installer」をクリック。
※最新バージョンで色々試してみましたが、いくつかのツールの互換性があるため動きませんでした。前提MOD(Minecraft forge)は、ここでは1.8.9を選ぶようにしましょう。
installをクリックすると下記ページが開きます。
5秒ほど待って現れた、右上の赤色ボタン「SKIP」をクリック
ダウンロードが進むと、私の場合はブラウザの左下に
「この種類のファイルはコンピュータに危害を与える可能性があります。forgeをダウンロードを続けますか?”保存”or”破棄”」
と出るので保存をクリック。
—
MODがソフトに改良・改造を加えるものなので、このようなメッセージが表示されます。
マインクラフトの公式より出ているツールではないので、あくまでも自己責任となっています。
マインクラフトを使ってプログラミングをするためには必要なツールとなるため、しっかりと理解をした上で進めましょう。
—
“保存”をクリックしてダウンロードを続けてください。
(”破棄”を押せばMinecraft Forgeのダウンロードを中止できます。)
ダウンロードしたファイルは一先ずそのままにしておいてください。
MinecraftForgeをダウンロードファイルを実行
ダウンロードファイルを実行して「MinecraftForge」をインストールするためダウンロードファイルを実行してください。
特に問題なく、ダウンロードファイルを実行できた場合は【※1】は飛ばしてください。ダウンロードファイル実行できた場合はこちら
【※1】ダウンロードファイルを実行しようとすると警告が出て先に進めない場合
ダウンロードファイルを実行しようとすると、下のような警告が出てインストールできない場合
(画像は1.16となっていますが、1.8.9のファイルが選択されていると思います。)
この場合は、システム環境設定から
セキュリティとプライバシーを開く
ダウンロードしたファイルの実行許可から、”このまま開く”をクリック
(画像は1.16となっていますが、1.8.9のファイルが選択されていると思います。)
【※2】インストール中にJDKのインストールが必要と求められた場合
JDKのインストールが必要と求められたら、JDKをダウンロード&インストールしてください。
https://www.oracle.com/java/technologies/javase-downloads.html
「JDK Download」をクリックして
「macOS Installer」の行の「jdk-16.0.1_osx-x64_bin.dmg」をダウンロードしましょう。
ダウンロードファイルを実行。
そのまま実行できない場合は、上で説明した【※1】ダウンロードファイルを実行しようとすると警告が出て先に進めない場合と同じやり方でシステム環境設定>セキュリティとプライバシー>このまま開くで実行できます。
開いたJDK16.0.1pkgをダブルクリックするとインストーラーが立ち上がるので進めてインストールしてください。
上のように「正常に完了しました。」と出ればJDKのインストールが完了です。
(”インストーラーをゴミ箱に捨てますか?”と確認された場合は、不要なのでゴミ箱に捨てましょう。)
MOD(Minecraft forge)をインストール(ダウンロードファイルを実行できた人はここから)
ダウンロードファイルを実行できた人はここからとなりますが、【※2】インストール中にJDKのインストールが必要と求められた場合に戻ってJDLをインストールしてください。
再度Finderのダウンロードフォルダからforgeのインストーラーをダブルクリックするとこのような画面が立ち上がります。
(この時点ですでにファイルはクリックできるように承認されているのでFinderのダウンロードファイルから実行できます。)
「install client」にチェックした状態で「OK」をクリック。
MOD(Minecraft forge)のインストールが完了となります。
Minecraft(マインクラフト)にForgeを使ったプログラミングができる世界を新しく作ろう
それではMODを使ってプログラミングでできるように、設定をしていきましょう。
まずは、マインクラフトを起動(アプリケーションからアプリを起動)します。
赤枠で囲っている、「起動構成」をクリックします。
「newinstallation」をクリックします。
名前を決め、バージョンを選択し作成ボタンを押します。
名前は何でも良いですが、MODでプログラミングができるバージョンというのがわかりやすいように
バージョンとforgeを組み合わせた名前(ここでは、”forge 1.8.9″)にしておきます。
バージョンは、画像のような「release forge1.8.9・・・」のような”forge”の記載が入っているバージョンがあるので探して選択してください。
(「release 1.8.9」だとMODが使えるバージョンではないので選択時に気をつけてください。)
ゲームディレクトリは自分でこだわって決めていなければ、そのままで大丈夫です。
作成をクリックしてください。
プレイのタブに戻し、画像のように先ほど作った”forge 1.8.9″を選択し「プレイ」をクリックします。
画像のように、「by forge」となっていれば準備完了です。
あとは、MODをダウンロードしてマインクラフトに実装しましょう。
MOD(ComputerCraftEdu)のダウンロードとMINECRAFTのMODフォルダに実装してプログラミングできるようにしよう
最後は、MOD(ComputerCraftEdu)をダウンロードしてMINECRAFTに実装すれば完了です。
MOD(ComputerCraftEdu)のダウンロード
からMODの「ComputerCraftEdu」をダウンロードしましょう。
右上の「Getting Started」をクリック。
「I’M A PLAYER」をクリックし、「Download Mod For 1.8.9」をクリックしダウンロードします。
慣れてきたと思いますが、ダウンロード時に
「この種類のファイルはコンピュータに危害を与える可能性があります。forgeをダウンロードを続けますか?”保存”or”破棄”」
と出た場合は、「保存」をクリック。
今回はファイルを開く必要がないのでFinderを開き画像のようにファイルがあることを確認してください。
※このファイル後ほどドラッグ&ドロップでMINECRAFTのmodsフォルダに実装するので Finderごと開いたままにしておいてください。
ダウンロードしたMOD(ComputerCraftEdu)のファイルをMINECRAFTのmodsフォルダに実装する
マインクラフトのアプリを起動し、「起動構成」タブを開く。
先ほど名前をつけて、準備していた”forge 1.8.9″にマウスオンし右の「…」をクリックし、「編集」をクリック。
赤枠のゲームディレクトリの「参照」をクリック。
MINECRAFTのフォルダがこのように表示され、右のmodsというフォルダをクリック。
先ほどMOD(ComputerCraftEdu)をダウンロードしてFinderにあることを確認し、Finderごと開いたままにしておいたものをMINECRAFTのmodsフォルダに[command]キーを押しながらファイルをドラッグ&ドロップで移動させ実装します。
図のようにFinderにあったファイルが薄らmodsフォルダに入ればOKであとはキャンセル、キャンセルでMINECRAFTを閉じて実装終了です。
MOD(ComputerCraftEdu)が実装されたプログラミング仕様のMINECRAFTを起動してみよう
それでは実際にMODがしっかりと実装されているか、確認しながらマインクラフトを起動してみましょう。
しつこいようですが、プログラミング仕様になっている「forge 1.8.9」を選び「プレイ」をクリック
起動した画面から「MOD」をクリックして実装されているか確認してみましょう。
赤枠に囲っているように、左の表示枠内に「ComputerCraftEdu」という文字が記載あれば実装されている証拠です。
まとめ
macだとややこしいという話はありましたが、ツールの役割とそれを把握すること。
どのバージョンが利用できるか?(気持ち的には最新を使いたかった)がわからないため、結構手間取りましたが
何とか、MINECRAFT(マインクラフト)でプログラミングの勉強をするための準備が整いました。
インストールと準備はできたので、今後はこれを使って今後はプログラミングをやっていきたいと思います。
プログラミングのところはまた次回レビューしていきます。