4歳,5歳の子供におすすめ絵本10選

はじめに

4歳〜5歳になれば、今までの幼児から少しづつ少年・少女へと体も大きくなり、体力や身体能力も成長してくる時期です。我が家の場合は背はさほど大きくはありませんでしたが、公園のうんていができるようになったり、かけっこも早く走れるようになり、ジャングルジムも上まで一人で登れるようになってきた時期でした。保育園でいうと少しお兄ちゃんとして生活をするようになる時期なので、お兄さんお姉さんがやっていることや遊びが気になるようになってきて少し背伸びするような年齢ですね。
一人でパジャマをきたりとか、箸をうまく使って食事したりとか。歌の歌詞が覚えられて歌を歌ったり、保育園では演劇を練習して披露したりと、どんどん大きくなってたくましくなっていく様子を日々実感することになってきますよね。
そんな中で、やはり心の成長や言語能力などコミニュケーションに必要な能力をこの時期に早く学び習得することができれば、大人とも会話し、理解し、行動につなげることができるようになるので絵本の読み聞かせは非常に重要だと考えています。
そんな4歳〜5歳の子供におすすめの絵本を10作品選んでご紹介します。

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目次

4歳〜5歳までの子供におすすめ絵本10選

【4歳向け絵本】「かいじゅうたちのいるところ」:子供からも大人からも大人気の1冊


かいじゅうたちのいるところ

実写映画化されたこの作品は世界で2000万部というとてつもない人気を誇っています。
いたずらっ子のマックスがお母さんに怒られて寝室に入れられていると、怪獣たちの住む世界に行ってしまうというお話。怪獣の世界ではマックスは王様になってしまうんですが、だんだん寂しくなってホームシックに・・・。
この作品で思い出すのは我が家で長男の姿。たまにずーっと一人でおもちゃを使ったりして何か「〇〇ごっこ的」なことをやってたりします。これは、自分の想像の世界を冒険しているんだろうな〜と感じているんですが、この作品の主人公マックスもたぶん同じように閉じ込められた寝室でかいじゅうたちの住む世界を想像の中で冒険しているんでしょうね。
大人も楽しめる絵本です。ぜひ一緒に楽しみながら読み聞かせしてみてください。

【4歳向け絵本】「ねこざかな」:ありえない設定だけど面白い!


ねこざかな

ねこざかなの表紙を見ると、猫が魚を食べる話とか、ねこと魚が友達になる話とかを想像してしまうんですが、まったく違います。
シリーズ化されているので他のシリーズを見ると答えはわかるのですが、なんとこれ猫が逆に大きな魚に食べられてしまう話なんです。設定がありえなすぎる!けど可愛くて面白いので、我が家の子供達にも大人気の作品です。
ねこざかなシリーズの猫と魚が出会う最初の物語です。

【4歳向け絵本】「くれよんのくろくん」:くれよんのくろくんからお互いの個性を認め合う気持ちを学べる


くれよんのくろくん (絵本・こどものひろば)

4歳頃ってちょうど保育園とか幼稚園でお友達と遊んだりとかケンカしたりとかする時期ですね。くれよんのくろくんはそんな時期の子供達を見ているように、ケンカしたり仲直りしたりしてお互いのことを認め合い尊重し合うような物語になっています。
この絵本で友達とのケンカをした時にお互いの気持ちを考えるようになってくると嬉しいですね。

【4歳向け絵本】「リサとガスパールのであい」:舞台のフランスパリも綺麗に描かれていてとにかく絵が素敵


リサとガスパールのであい

フランスのパリが舞台の絵本です。キャラクターはいろんな小物にもなっていてとても有名ですね。絵本の中身も楽しいのですが、なによりもやはりこの絵の可愛さに惹かれるのではないでしょうか?描かれているパリの街並みもすごくきれいです。
そんなリサとガスパールシリーズの最初の作品がこちらの「リサとガスパールのであい」です。我が家でもこのシリーズは全部読んでいる作品のひとつです。

【4歳向け絵本】「おおかみと七ひきのこやぎ」:本物のグリム童話。悪い部分や怖い部分もしっかりと伝えてくれます


おおかみと七ひきのこやぎ (世界傑作絵本シリーズ)

グリム童話で有名な作品ですね。こわいおおかみが、あの手この手を使って母やぎが外出している隙を狙ってこやぎ達を食べにくるお話。こやぎたちは一度食べられてしまうんですが、最後母やぎが帰ってきておおかみの寝ている隙に食べられたこやぎたちを助け、その代わりに石を詰め、喉が乾いたおおかみは水を飲みに湖へ行くと溺れて沈んでしまうお話ですよね。
グリム童話の名作だけに、同じ作品でも作者や絵が異なる絵本が多数存在していますが、この作品は一味違います。独特のタッチで大人っぽく描かれているので子供向けの絵じゃないと一見思うかもしれませんが、子供達にはこの絵本が本物だということがわかるようです。我が家では「おおかみと七ひきのこやぎ」といえばこの本ですね。この絵本を読み聞かせしてからは知らない人が家にピンポンで来ても決して扉を開けないということを学んだようです。

【5歳向け絵本】「モチモチの木」:絵はちょっと怖いけどとても良いストーリー


モチモチの木 (創作絵本6)

私の小学校の時にも題材となった「モチモチの木」。主人公の気持ちとかを学んだ記憶をうっすらと思い出しました。
普段はなんともない大きな木が夜になると怖く感じるというのは、私も子供の頃に感じた気持ちと一致していて当時もすごく身近に感じた絵本だったことを記憶しています。そんな怖いと感じるモチモチの木も大切な人のためなら怖くなくなる。むしろ明かりを灯してくれてきれいに光るように感じるという展開も小さな子供の気持ちとしてはすごく共感できる作品ですよね。
我が家の長男もこの作品が好きでよく読んでいたといっていました。初めてのおつかい的な要素が多少入っていて、いいストーリーですよね。個人的にちょっと絵は怖いと感じますけどねw

【5歳向け絵本】「にじいろのさかな」:絵と色づかいがとても綺麗で見応えあって優しくなれる


にじいろのさかな (世界の絵本)

まず主人公となる魚の鱗が虹色で特殊なプリズム加工がされていて、見た目も虹色に変化する素材で描かれています。
子供達はこの虹色の鱗を見るだけでテンション上がります。そんな「にじうお」は自分のうろこが綺麗なので天狗になって、他の魚を相手にしないでいると次第にひとりぼっちになってしまいます。幸せになりたい!にじうおは他の魚にそのきれいな鱗を上げることになるのですが・・・。
我が家でも長男が大好きな絵本です。幸せとか楽しいってことは、独り占めしても感じられないんですよね。そんなことを教えてくれるような絵本ですね。

【5歳向け絵本】「おしいれのぼうけん」:おすすめランキング1位おしいれで展開される物語に手に汗握る


おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)

保育園や幼稚園の一幕を見るよう。今では教え入れに閉じ込めるようなことはできないと思いますが、悪いことして反省部屋に入れられる気持ちはわからなくないです。そんな反省部屋となるおしいれで冒険がはじまります。
我が家でも長男から読んでコールがすごくて読み聞かせを始めるんですが、80ページあって絵本としては長いんです。しかも1ページの文字がたくさんあるので児童書に近い感じ。それでも読んでほしいリストNo1に負けて読み聞かせをしてあげていました。ハラハラドキドキスリル満点の作品をぜひ読み聞かせしてあげてください。

【5歳向け絵本】「バムとケロのもりのこや」:人気シリーズ第5作今作も確実に楽しい作品


バムとケロのもりのこや

バムとケロシリーズ第5作となる作品です。人気のシリーズで前後の作品ともしっかりと繋がっているところや、同作者の別作品のキャラクターも顔を覗かせたりするところがとても楽しい作品です。
この絵本の楽しさは、身近なところにある冒険を感じさせてくれるところやみんなで一緒に森の小屋を掃除して居場所を作るなど、昔家の車庫を秘密基地にして遊んでいた時のような現実の世界でもできそうな発想がワクワク感をさらに加速させるんでしょうね。
絶対読むべき作品のひとつです。

【5歳向け絵本】「11ぴきのねことあほうどり」:同じ顔したかわいい猫が11匹も!最後のオチもバッチリ


11ぴきのねことあほうどり

11ぴきのねこシリーズ第2作。この絵本はとにかく絵が可愛くて好きです。いろんな表情をした猫が11匹もでてきます。
ネタ的にも楽しい作りになっているので最後のオチは見ものですよ。子供よりも大人が楽しめる作品かもしれませんね。

4歳〜5歳子供絵本おすすめランキング

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まとめ

これくらいの年齢になると、そろそろお兄さんと呼ばれて嬉しがる年齢になってきます。我が家でも同じように少し背伸びした長男とうまくコミニュケーションを取りながら安全に見守りながら子供の成長を見てきました。この時期の絵本の読み聞かせはそういった子供達のコミュニケーションを大きく成長させると思うので、少し大人になってきて自分でできることが多くなったとは言ってもまだまだ読み聞かせを続けてあげてください。
今までの短い絵本ではなく、少し長い(結構長い)絵本でも集中して聞いていられるようになり、話を理解しストーリーの裏側にある思いとか気持ちとかとかを汲み取れるようになってくるので、ただ絵本を読み聞かせするだけじゃなくて「どう思った?」とか「自分だったらどうする?」とか聞いてみてはいかがでしょうか?

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