【2021年】くもん推薦図書って超すごい!毎年更新される650冊のおすすめ本が勢揃い

公文の推薦図書は、4人の子どもを東大に現役合格させた佐藤亮子ママの本にも本選びのおすすめとして紹介され、知育を意識する子育て世代から注目を集めています。我が家も、長男が年中の4歳から公文の推薦図書をもとに、本を用意して読み聞かせてきました。そのほとんどの本が、良質で魅力的。長男も喜んで本の世界を楽しむことができました。その素晴らしさに、病院の待合室でたまたま居合わせた子連れママにおすすめしたほど。多くの人にも知ってもらいたいので、公文の推薦図書について詳しくご紹介します。

目次

公文の推薦図書(くもんのすいせんとしょ)とは?

公文の推薦図書(正式名:くもんのすいせん図書)とは、公文教育研究会が公文として推薦する図書650冊のことです。毎年更新されるこの公文の推薦図書には、乳幼児期から中学生までを対象とした公文が推薦する本が、公文独自の13のレベル毎に各50冊、合計650冊選定されています。その公文の推薦図書650冊をリストにしてA4サイズの2枚の用紙にまとめたものが、「くもんのすいせん図書一覧表」です。

大人が子どもに読ませたい推薦の本ではなく、子どもたちに人気の本を選定して推薦していることが特色。一人でも多くの読書好きの子どもたちが育ってくれることを願い公文教育研究会の公式サイトで無料公開しています。一般的には「くもんのすいせんとしょ」と呼ばれ、近年、著名人の本にも紹介され知育を意識する子育て世代から注目を集めています。

A4用紙2枚にギュッと!650冊のくもんのすいせん図書

まずは、くもんの推薦図書の実物のご紹介です。A4の用紙2枚にぎっしりと合計650冊推薦図書である絵本や本の名前が載っています。公式サイト参照

くもん推薦図書2021年度版1枚目
くもん推薦図書2021年度版2枚目

公文の国語の教材に沿ったレベル毎にまとめられており、各レベル50冊が推薦されています。

  • 5A=0歳・1歳・2歳への推薦図書
  • 4A=1歳・2歳・3歳・4歳への推薦図書
  • 3A=3歳・4歳・5歳への推薦図書
  • 2A=3歳・4歳・5歳・6歳への推薦図書
  • A=小学1年生レベルの推薦図書
  • B=小学2年生レベルの推薦図書
  • C=小学3年生レベルの推薦図書
  • D=小学4年生レベルの推薦図書
  • E=小学5年生レベルの推薦図書
  • F=小学6年生レベルの推薦図書
  • G=中学1年生レベルの推薦図書
  • H=中学2年生レベルの推薦図書
  • I=中学3年生レベルの推薦図書

くもんの推薦図書の活用方法

くもんの推薦図書の活用方法にはどのようなものがあるでしょうか。

幼児への読み聞かせリストとして

我が家の場合は、4歳(年中)の頃から読み聞かせのリストとして活用していました。若いレベルのリストを1番から順に、図書館でネット予約して借りていました。推薦されている本のほとんどが図書館で借りることができます。我が家の住んでいる区の図書館では、1度に10冊までかりれるので、私の登録カードと子どもの登録カードを作り、一度に20冊借りていました。絵本なので、すぐに読んでしまうため、毎晩5冊ほど読み聞かせていました。ですので、一週間ではすぐに20冊は読み終えてしまい、また本を借りに行くまでに繰り返し読むことも度々あります。

くもんのすいせん図書を読み進めていくと気づくのですが、シリーズのもので1巻だけ紹介されているものもあり、長男が「この本の続きも読みた~い」というものは、2巻以降を追加して読んでいました。ですので、各レベル50冊ですが、必然的にそれ以上の本を読んでいけることになります。

絵本を読んであげる習慣がつくと、「本を読まないと眠れない」と長男が言うようになりました。4年たった現在でも、推薦図書ではないですが、寝る前に自分で本を読んでいます。

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読解力の向上に役立てる

他の活用としては、中学受験の国語の読解力の向上にも活用できるでしょう。もし読解が苦手なら、実際の学年よりレベルを下げて、推薦図書を読み進めさせたりするのもいいと思います。小学生になると、本を理解して楽しいと思えるようならなければ、自ら本を手に取って、自分で読むことがなくなってしまいます。もう読み聞かせするような年齢ではないと親が思っても、読み聞かせて上げてください。優しいレベルから大人が読んで聞かせてあげ、本の世界に入り込めるよう、必然的に面白い!内容を理解した!と思えるようにサポートすることも大事だと感じます。

実際、我が家の長男が通う公文教室の先生も「本は何歳になっても、子どもから「読んで」と頼まれたら読んであげてください」と言っていました。分厚い本を持ってこられると、気持ちも滅入りますが、私は「ここまでは読んであげるね。ここからは自分で読んでね。」といった感じで推薦図書の本を読んであげています。

また、くもんの推薦図書で、長男が年長になるまでにEランク(5年生レベル)まで読み聞かせしていました。推薦図書の順を追って読み進めるうちに、年長でもEランクは十分理解できるようになっていました。Eランクの本になるとさすがに本も分厚くなり、読んであげるのはきつかったです。私がへこたれて、「もうランク下げてまた繰り返し読もうよ~」と長男に提案すると「じゃあ、自分で読む!」ということになり、自分で読むようになりました。たまに「読んで~」と言ってくるときは、推薦図書のランクの低い本を読むことにしています。

子供へのプレゼントとして

親戚やお友達のこどもへのプレゼントや孫へのプレゼントに迷うことは多いもの。何がいいかわからない時は、この推薦図書のリストから選んであげてプレゼントしても喜ばれます。私の場合、友人が小児科のクリニックを開業した時に、開業祝いとしてこの推薦図書に載っている絵本を何冊か選んでプレンゼントしました。その友人は大変喜んでくれて、患者さんの待合室に置いてくれていました。

読書感想文の候補として

小学生の課題としてよく出る読書感想文。その本の選び方には苦労するもの。公文の推薦図書なら、読書感想文の課題がでる小学1年生から中学3年生までの推薦図書が載っているので、自分の学年である程度絞り込んで選ぶことができます。

その学年相応で読みやすい本を選べるのもメリットです。

くもんの推薦図書はAmazonでも特集されている

くもんの推薦図書は、我が家では基本的に図書館で借りていますが、気に入った本は買うことにしています。とても良いリストなので、経済的に余裕のある方は購入することもおすすめです。

Amazonでもくもんの推薦図書は特集されていますので、探す手間も省けますし、読んだ方々のレビューも確認することができます。下記のボタンをクリックすると左のリストに「くもんのグレードから探す」の下に、各レベルのリストを見ることができます。スマホで観る場合は、さらに下のランク別リストから確認してください。

2017・2019・2020・2021年度のくもんすいせん図書

くもんのすいせん図書は毎年、年度ごとに少しづつ更新されています。公式サイトは過去のリストを見ることができません。そこで、私の過去に入手した2017年度・2019年度・2020年度の「くもんすいせん図書一覧」をご紹介します。A4用紙2枚にプリントアウトすることができますので是非、印刷したものを手元に置いてみてください。読んだ推薦図書の本にチェックをいれることで親子で達成感を味わうこともできますよ。

新しく「すいせん図書」に入った本には「●」が付いていますので、見比べるのも楽しいかもしれません。

2017年度くもんすいせん図書一覧

2019年度くもんすいせん図書一覧

2020年度くもんすいせん図書一覧

2021年度くもんすいせん図書一覧

くもんの読み聞かせ応援アプリ”mi:te”(ミーテ)を活用して読み聞かせの達成感を!

くもんが運営している読み聞かせの記録アプリmite(ミーテ)もおすすめです。本のバーコードをスマホカメラで読み込むだけで読んだ本の記録ができます。

読んであげた推薦図書の絵本や本の記録はもちろん、推薦図書以外のおすすめの絵本や本を新刊も含めて、平日毎日紹介してくれる嬉しい機能も!

0歳から6歳まで年齢別の絵本のランキングもあるので、何を読んであげようかと迷うことがなくなります。

推薦図書は子供のために選んだリストなのに対し、ミーテは親の子育ての悩みに寄り添う内容の絵本を紹介するコンテンツ「子育てに役立つ絵本コーナー」もあります。まさに親子で絵本を楽しめるアプリです。

絵本を通して間接的に、イヤイヤ期などを乗り切るヒントにつながるかもしれませんね。

mite(ミーテ)は、無料のアプリですので、ダウンロードして活用してみてください。

くもん推薦図書で本好きな子に育てよう

くもんすいせん図書のリストを活用して、我が家の長男は本が好きな子になりました。今でも毎月本屋に足を運んでは、自分のお小遣いで本を買っています。Amazonなどを利用すれば、リストに載った本もスムーズに手に入れられるので、気に入った本は購入して繰り返し読むこともおすすめです。

追記:さらに!3歳から4歳におすすめな推薦図書の絵本

次男が年少に進級したタイミングで、次男にも推薦図書のリストを読み聞かせるようになりました。

最近は本を読んでくれないと寝ない!と言い張るくらい読み聞かせを楽しみにしてくれています。

中でも、くもん推薦図書4A50冊の中から、次男が特にお気に入りだった絵本をご紹介します。4Aに紹介されている絵本は、前半から後半にかけて文字も多くなり、読み応えある絵本に移り変わっていきます。後半の絵本は3歳にはまだ早いかな?というものも含まれていますが、読み聞かせしながら様子をみて、つまらなさそうにしているまたは他のことに興味がいってしまったときなどは途中で中断することもありました。たくさんの本に触れさせたい気持ちもありますが、あえて、推薦図書5Aのリストにもどったり、推薦図書4Aのリストをまた繰り返し読んだりでもいいなと感じました。

↓次男が「わー!」と声をあげたりして楽しそうにしていました。

↓なぜか笑う絵本。小学生の長男も面白がって次男に読んでくれていました。

↓声をとりかえっこしていく動物たちの様子が面白いらしく、次男も鳴き声を真似したりして上手に順序よく鳴き真似をして微笑ましかったです。

↓にわとりがきつねに狙われていることにその後の展開がどうなるのか興味津々。「あぶなーい」というような場面も「助かったー」といって楽しそうにしていました。繰り返し読んでも楽しそうにしていました。

↓これは大人もハマります。赤ちゃんなのにめちゃ力持ちで強いももんちゃん。でも最後はママに甘えん坊。次男も「ももんちゃん、つよーい」と大興奮。ももんちゃんシリーズの本が20冊以上あったので、制覇したいくらいです。どんどこももんちゃん以外にも追加で10冊読みました。ストーリーの展開に大人も超癒されます。

↓絵が独特なタッチで惹きつけられます。身近なあくびをテーマに動物から人間にあくびが移っていく様子に共感しまくりです。次男も一緒に「ふぁあー」とあくびして楽しく読み聞かせできました。

↓「ひょい」「すぽっ」など感動詞の使い方の学習にもなるかも。おさるさんが帽子を使ってとっても可愛く描かれています。このシリーズで「タンタンのハンカチ」「タンタンのズボン」「タンタンのしろくまくん」もチェックしたい絵本たち。

↓子猫が初めて亀を見た時の様子をおもしろく描いた絵本。子猫の反応に次男も共感の嵐です。どうやら次男はパニックになる物語がお好きなようです。

↓物語としては、もう少し展開があってもいいのでは?と大人としては思ってしまいましたが、次男はモノトーンの絵とたくさんの動物たちをゆびさしたり数えたりして楽しそうにしています。大人にはわからない魅力があるようです。

↓次男と同じくらいの歳(4歳くらいかな?)の男の子の小さな冒険のお話。次男にはもう、なんども読んであげているのに、「それは馬小屋だよー」「次はハチがきちゃうよー!キター」とか絵本の男の子に興奮気味に話しかけています。物語の展開もほっこりしておすすめ。

↓暑い日、木陰に涼まりにどんどん動物が増えていくお話。ページをめくるたび動物たちの表情がどんどん変わっている様子が面白い様子で、次男は指差しして「狭そうー」と話しています。最後にくしゃみでみんな吹き飛ばされるのも子供にとってはびっくりな展開のようです。

↓身長が高い子と低い子、どっちがいいの?というお話。次男からは「どうして?」「なんで?」と疑問が。「これはこうなんじゃないかな?」と親子で会話が生まれる絵本でした。不思議がりながらも、何度も読んでと言ってくる絵本でした。

↓おいもたちが人間と同じように生活していたが、人間に食べられてしまうお話。でも、最後は人間にオナラをさせたので、「私たちの勝ち」というおいもたち。「食べられちゃったのになんで勝ちなの?」という疑問に答えるのが大変ですが、これまたストーリーが次男にとっては不思議なので何度も読み返したくなるようです。

↓小さい子の親には共感ばかりの絵本。次男にも「あなたもこうだよねー」と話しかけながらストーリーが進んでいきます。次男も自分のことと照らし合わせてお話に聞き入っています。

↓次男は鬼が大好き。そんな鬼の鬼らしくないお話。鬼だからよく見入っているのかな?とも思いますが笑。買い物に行ったママのお買い物したものを言い当てていく様子に、親子で「すごいねー、次男くんも覚えられるかな?」と子どものライバル心に火をつけられるかもしれない絵本です。

↓目を離したスキにいなくなってしまうとこちゃんを探す絵本。ちょっぴりウォーリーを探せに似ています。それよりは簡単かな?でも最後は大人でも探すのは大変かも?次男もとこちゃんを探すために絵本に釘付けです。見つけると「いたー」と大興奮。

以上、おすすめの絵本でした。

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公文の推薦図書リストを毎年無償で提供してくれている公文教育研究会には感謝しかありません。このリストを活用して、より多くの子どもたちがご両親と共に一生心に残る本に出合えることを私も願います。

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この記事を書いた人

東京港区で3人の子育てをするママ。長男を3歳からくもんに通わせ、当時は教育ママ。3人目からはゆるーいママとして子供たちを育てています。12歳(長男)、6歳(次男)、4歳(長女)の子たちと一緒にママも成長中!

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