教育 PR

我が家の公文 学習のモチベーションを保たせる秘訣と方法

記事内に商品プロモーションを含みます

我が家では小学生の長男が4歳の時から公文で学習しています。公文から毎年5月下旬ごろ高進度者(※)に贈られるガラスのオブジェは彼のステータスです。これを得られるまでに、難しいところに何度もぶつかっては、長男は「いやだ、やめたい」となります。オブジェを得られた後も、その気持ちの波はありますが、なんども”乗り越えさせて”きました。
「乗り越えさせて」と書きましたが、やはりまだまだ幼児期から学習を始めた子どもですし、学習を頑張る動機も自分からは湧いてきません。ですので、我が家では親が乗り越えさせる動機を与えて、ゆくゆくは自分で動機を発見できるように誘導しているつもりです。
ここでは我が家の長男を、公文を諦めさせずに続けさせている方法をご紹介いたします。
※高進度者:実際の学年より3学年以上先を学習している人のこと

我が家のモチベーション保持方法その1

【馬人参作戦】

はい。見出し通りです。ご褒美を用意しています。我が家では公文の進級テストに合格すると、ご褒美を与えることにしています。長男が保育園のころは、3千円程度のおもちゃを与えていました。進級テストまでの残りの進捗を管理して、合格後は何が欲しいかを、やる気が落ちているなぁと感じた時にたびたび話しています。「こどもは”見たもの”しか欲しがりません」

始めはおもちゃを与える

何度もいいますが、子どもは実際に見たものしか欲しがりません。テレビCMで見たものや、お友達が持っていたものを欲しがります。その欲望は大人が想像するより強烈です。それらを「今度合格したら何にしようか?」とネットで検索してあげて、実際に手に入るイメージを沸かせています。なので、長男は早期から”アマゾン””楽天”という言葉を覚えました(汗)「じゃあ、今度合格したらこれね!!」という風に話して、勉強の際には「あのおもちゃの為に頑張る!」とモチベーションの波をコントロールしていました。

現在はお金を与える

我が家の長男は公文で国語・算数・英語の3教科をやっていたので、進級テストが多めでした。だんだん、予算内の欲しいおもちゃがなくなってきたため、現金1,500円を渡すことにしました。初めてお金にしたのは、年長の後半だったと思います。当初、本人はその価値が理解できていなかったのですが、現金を何回貯めると、これまでは誕生プレゼントでしか買ってあげないような高価なものも買えるとか、あなたがスーパーで欲しがる入浴剤のおもちゃ入り泡玉(約400円)は4個買うと1,600円になるよ。その一瞬の喜びの為に、あなたの進級テストまでの長い努力の成果を使ってしまっていいの?など、お金の教育に役立てています。その繰り返しで、だんだんと、本人もお金の価値がわかってきたように感じます。

長男のお友達の話ですが、「あの子は公文の宿題5枚やったら50円もらえるんだって、いいなあ」といっていたことがあります。我が家ではありえません。公文の宿題なんて、同じところを3回から6回も繰り返すのですから、早く終わることができたり時間がかかったりと、その日の努力量に波があります。簡単な時も難しい時もお金がもらえるなら、難しいところはやらない方がいいと考えて、やる気を失ってしまうと私は思います。この方法は継続の努力をしない考えに導いてしまいそうです。

我が家のモチベーション保持方法その2

【ほかの大人に褒めてもらう】
親が褒めるのはいつでもできますが、子どもは褒められることに慣れてしまいがち。本当にすごいのかをこども本人が比較もできません。
そこで他人の力をおかりして、我が子を褒めてもらっています。私は、公文教室でほかの子の保護者の方に褒めてもらうように仕向けています。幼児期は、公文教室に付き添っていましたので、ほかの付き添いに来ているパパやママと自然と会話したりして顔見知りになります。そこで、長男を褒めてもらえると謙遜しつつ「ぜひうちの子に直接言ってあげて!」と促します。こうして、直接お褒めの言葉を言ってもらうこともありますし、直接でなくても褒められた場合はできるだけ、「誰々のママが、あなたのことをこうゆう理由で褒めていた」と長男に伝えるようにしています。他人に褒められたことを聞くと、長男の表情は本当に明るくなります。自信がついているなと私自身も感じることができます。
いつもそんな感じですが、私もお褒めの言葉をほかの子にもおすそ分け。公文教室でほかの子が頑張っている姿を見かけると、できるだけその子に向かって、具体的に「難しいところをやってすごいね」「よそ見せずに集中している」「姿勢がいい」「字が丁寧」などを伝えて褒めています。

我が家のモチベーション保持方法その3

各教科のオリジナル進捗表を作って一緒に共有する

我が家では上の写真のようにオリジナルの進捗表を全教科作成して、長男と共有しています。
はじめは、3学年先の学習進度に到達するための目標の目安として記録していましたが、3学年先に到達したあとも続けています。あとどれくらいで、進級テストだとか、次回の教室に行く際は新しい単元のものを学習するだろうとかが把握できるからです。

たて:教材レベル
よこ:単元。教材レベルごとに200番まである。
★初めて学習する単元は蛍光ピンク
★繰り返した分は赤ペン
★毎月、月末または月初あたりに進度の日付記録
★単元の途中でたまにある小テストの回答時間の記録
★未来フォーラムの招待される進度までの目標日付と達成日の記録
★進級テストの結果と合格の際に何のプレゼントをゲットしたか

写真の進捗表をよく見ていただくとわかると思うのですが、本当にたくさん繰り返し学習しています。長男の通っている教室では、問題を解くのに時間のかかった単元や理解しておいた方が後々役に立つ単元などを6回は繰り返させます。本当にこれでもかというくらい繰り返させて、なかなか次に進ませてくれません。その分力にはなっています。

余談ですがたまに、持たされる宿題が間違えていたりします。(人が準備しているので仕方のない、起こりうることです)教材レベルが間違っていたり、単元が大幅に違っていたりといった感じです。進捗表をつけていれば気づきますので、笑顔で伝えて交換してもらいます。間違った宿題をもらうと進捗も遅くなりますしね。間違った宿題5枚やらせるにも30分のロスです。問題を解くで無駄でないと言われればそれまでですが、目標レベル達成の期日を立てている側としては、見過ごせない大事なことです。ですから宿題は間違っていないか必ず毎回、親である私がチェックしています。

公文教室からもらえる表彰状やキーホルダー、オブジェ、フォーラムへの招待

学年を超えて学習するというのが公文のモットー。学年を超えて学習している子には、ご褒美が用意されています。進度の基準は下に表を参考になさってください。

3か月に1度の表彰状(半年以上の学年を超えて学習している子のみ対象)

半年以上先を学習していれば、3月・6月・9月・12月に賞状がもらえます。その賞状には自分の全国順位、通っている教室のある都道府県での順位が載っています。各教材ごとに賞状が用意されます。

その賞状が配布されるのと同じ時期に、公文教室に賞状が配られた子たちのみが載った順位が掲示されます。そこで、我が子の全国順位・東京都での順位・教室内での順位を確認することができます。この掲示でのみ、教室内での我が子の順位が確認できます。我が子は教室の学年内では最近3教科ともに一番を取り続けているので、これが長男のモチベーションを保っています。ほかの子のパパママにも褒められますしね。全国順位はたいしたことないですが、これが一番本人の自信になります。

でも初めから、教室内で一番だったわけではありません。入ったばかりは名前すら載らなかったので1番の子の進度を確認して、まずはその子を目標にしました。その子と同じ進度に到達するには毎日何枚こなせば追いつくのか?それを考えながら、宿題をもらっていました。

毎年5月にガラスのオブジェ(3学年以上先を学習している子のみ対象)

毎年3月末までの成績を基準に、3学年以上先を学習している子にオブジェが5月下旬ごろにもらえます。これは長男もとても大事に飾っています。ガラスのキラキラしたオブジェは、長男にとって宝石のような存在のようです。たまにうちに遊びに来る同級生のお友達や祖父母に自慢していますが、反応はそこそこ。でもその価値は本人が一番わかっているようです。

デザインは毎年違うようです。中に書かれているアルファベットは教科の頭文字を書いているようです。

・算数「M」・国語「K」・英語「E」

公文のトロフィー(オブジェ)がもらえる基準は?公文のトロフィーは高進度学習者に対して与えられる賞で、通常、毎年3月末時点の学習進度の条件をクリアしている人がトロフィーをもらえます。 ...

G教材に進級したらもらえるキーホルダー

F教材(小学6年生程度)が終了しG教材(中学校1年生程度)に進級すると、「G」とかかれたキーホルダーがもらえます。我が子は小2現在で英語と数学の2教科分持っています。これを公文バッグにつけてジャラジャラさせるのが、長男の自慢のようです。でも、この価値も高学年の子にしか気づいてもらえませんが、、あまり自分を自慢すると嫌な奴と思われるから自己満足だけにして、あまり同級生に自慢しないでと言っています。気づいてもらえた時だけ、にっこりすればいいと言っています。まあ、上には上がたくさんいるからね!

公文Gメダル算数_国語_英語
公文のキーホルダーをもらうには?Gメダルとも呼ばれる賞はこれ! 公文に通っていると、公文バッグにジャラジャラとキーホルダーをつけている子が見られます。見るとみんな同じものをつけています。それは、G教...

高進度者のみが招待される未来フォーラム

KUMON未来フォーラムという高進度者のみが招待されるフォーラムがあります。公文教室のエリアによって開催場所が違うようです。長男の通っている教室では、渋谷のセルリアンタワーの豪華な宴会場で開催されていて、長男は年長の夏から招待されています。

これも3月末までの進度で招待の対象者かどうかが判定され、7月にフォーラムに招待されます。フォーラムでは、公文の最終教材まで学習した子(大学生や社会人)が登壇してスピーチし、公文での体験でよかったことつらかったことが話されます。その後、学習している様子を保護者にみてもらったり、グループディスカッションが行われます。

食事や飲み物などが提供されるわけではないですが、招待される人数が少ないため、招待されたことへの自信につながるようです。教室の先生もおめかしして参加されています。我が子の教室ではフォーラムの後に先生から図書券のご褒美をいただいているのですが、長男は一番この図書券をもらえることのみが未来フォーラムの記憶として残っているようです。

公文未来フォーラム_歴代記念品
公文(くもん)の未来フォーラムとは?もらえる記念品はこれ! 公文には1年に一度、未来フォーラムというイベントを開催しています。正式名称は「KUMON未来フォーラム」です。 KUMON未来フ...

公文卒業後のモチベーション維持方法も模索中

このような感じでこれまでは長男の公文を頑張るモチベーションを保ってきました。我が家では公文は、最終教材修了まで続けさせると思っていません。現に中学3年過程のI教材まで終わったらいつでもやめていいという約束をしています。(それまでは本人の意思でやめることはできません)でも、想像以上に早く進んでしまい、今現在ではもう小学生としては十分基礎的なことはできていると感じています。ですので、I教材に到達する前ですが公文はやめさせて、中学受験に対応した別の教材に変更しようかと考えています。新たな教材では、また違うモチベーションの保たせ方を模索しなければならないですが、その方法を見つけるのも楽しみです。

最後に公文の進度基準を載せます。

算数/数学の教材レベルと進度基準

幼少
未満
幼少幼中幼長小1小2小3小4
6月末進一基準5A1504A1503A1502A150A150B150C150D150
2学年先3A 502A 50A 50B 50C 50D 50E 50F 50
3学年先2A 50A 50B 50C 50D 50E 50F 50G 50
9月末進一基準5A2004A2003A2002A200A200B200C200D200
2学年先3A1002A100A100B100C100D100E100F100
3学年先2A100A100B100C100D100E100F100G100
12月末進一基準4A 503A 502A 50A 50B 50C 50D 50E 50
2学年先3A1502A150A150B150C150D150E150F150
3学年先2A150A150B150C150D150E150F150G150
3月末進一基準4A1003A1002A100A100B100C100D100E100
2学年先3A2002A200A200B200C200D200E200F200
3学年先2A200A200B200C200D200E200F200G200
小5小6中1中2中3高1高2
6月末進一基準E150F150G150H150I 150K100M100
2学年先G 50H 50I 50J 50K 50
3学年先H 50I 50J 50K 50L 50
9月末進一基準E200F200G200H200I 200K200M200
2学年先G100H100I 100J100K100
3学年先H100I 100J100K100L100
12月末進一基準F 50G 50H 50I 50J 50L100N100
2学年先G150H150I 150J150K150
3学年先H150I 150J150K150L150
3月末進一基準F100G100H100I 100J100L200N200
2学年先G200H200I 200J200K200
3学年先H200I 200J200K200L200

国語の教材レベルと進度基準

幼少
未満
幼少幼中幼長小1小2小3小4
6月末進一基準5A1504A1503A1502A150A II 100B II 100C II 100D II 100
2学年先3A 502A 50A I 100B I 100C I 100D I 100E I 100F I 100
3学年先2A 50A I 100B I 100C I 100D I 100E I 100F I 100G I 100
9月末進一基準5A2004A2003A2002A200A II 200B II 200C II 200D II 200
2学年先3A1002A100A I 200B I 200C I 200D I 200E I 200F I 200
3学年先2A100A I 200B I 200C I 200D I 200E I 200F I 200G I 200
12月末進一基準4A 503A 502A 50A I 100B I 100C I 100D I 100E I 100
2学年先3A1502A150A II 100B II 100C II 100D II 100E II 100F II 100
3学年先2A150A II 100B II 100C II 100D II 100E II 100F II 100G II 100
3月末進一基準4A1003A1002A100A I 200B I 200C I 200D I 200E I 200
2学年先3A2002A200A II 200B II 200C II 200D II 200E II 200F II 200
3学年先2A200A II 200B II 200C II 200D II 200E II 200F II 200G II 200
小5小6中1中2中3高1高2
6月末進一基準E II 100F II 100G II 100H II 100I II 100J200L200
2学年先G I 100H I 100I I 100J 50K 50
3学年先H I 100I I 100J 50K 50L 50
9月末進一基準E II 200F II 200G II 200H II 200I II 200K100M100
2学年先G I 200H I 200I I 200J100K100
3学年先H I 200I I 200J100K100L100
12月末進一基準F I 100G I 100H I 100I I 100J 50K200M200
2学年先G II 100H II 100I II 100J150K150
3学年先H II 100I II 100J150K150L150
3月末進一基準F I 200G I 200H I 200I I 200J100L100N100
2学年先G II 200H II 200I II 200J200K200
3学年先H II 200I II 200J200K200L200

英語の教材レベルと進度基準

幼少
未満
幼少幼中幼長小1小2小3小4
6月末進一基準A200A200A200A200A200B150C150D150
2学年先C100C100C100C100C100D 50E 50F 50
3学年先D100D100D100D100D100E 50F 50G I 100
9月末進一基準A200A200A200A200A200B200C200D200
2学年先C100C100C100C100C100D100E100F100
3学年先D100D100D100D100D100E100F100G I 200
12月末進一基準A200A200A200A200B 50C 50D 50E 50
2学年先C100C100C100C100C150D150E150F150
3学年先D100D100D100D100D150E150F150G II 100
3月末進一基準A200A200A200A200B100C100D100E100
2学年先C100C100C100C100C200D200E200F200
3学年先D100D100D100D100D200E200F200G II 200
小5小6中1中2中3高1高2
6月末進一基準E150F150G II 100H II 100I II 100J II 100K II 100
2学年先G I 100H I 100I I 100J I 100K I 100
3学年先H I 100I I 100J I 100K I 100L I 100
9月末進一基準E200F200G II 200H II 200I II 200J II 200K II 200
2学年先G I 200H I 200I I 200J I 200K I 200
3学年先H I 200I I 200J I 200K I 200L I 200
12月末進一基準F 50G I 100H I 100I I 100J I 100K I 100L I 100
2学年先G II 100H II 100I II 100J II 100K II 100
3学年先H II 100I II 100J II 100K II 100L II 100
3月末進一基準F100G I 200H I 200I I 200J I 200K I 200L I 200
2学年先G II 200H II 200I II 200J II 200K II 200
3学年先H II 200I II 200J II 200K II 200L II 200
こんな記事もおすすめ